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バタンッ
ジャ:「あったぞ!憲兵団管轄の品だ!!埃をかぶってやがるが、、」
よし!!この鉄砲があれば準備完了!!これでアルミンが考えてくれた作戦を実行できる!
「ありがとう!!おかげできっと上手くいく!!」
ア:「、、まず、、リフトを使って下に降りる。通常種であれば、大勢に反応するから中央に引きつけられる。」
「、、次にリフト上の人間がそれぞれの巨人の顔に向けて同時に発砲して視界を奪うのね?」
ア:「そう、、。そして、次の瞬間に全てが決まる。発泡のタイミングに合わせて天井から巨人の急所に斬りかかる。」
ジャ:「なっ、、、その作戦じゃ、、、。一回のみの攻撃しか出来ないってことか、、。つまり、、、、。」
ミ:「全員の命をその一回に懸けるということ。」
武器庫にいる巨人は7体。私は同時に仕留める時のメンバーには選ばれなかった。
ア:「運動能力的にも、最も成功率が高そうな7人にやってもらうけど、、全員の命を背負わせてしまうことになる、、。
特にA、、その、、、ごめん。」
「、、、問題ないわ。誰がやってもリスクは同じ。それに、もし失敗しても、私が皆んなを死なせない。」
鉄砲が効かなかった巨人、
彼等が削ぎこぼした巨人、
私は、まだ立体起動のガスが僅かに残っていることからこの全てを担うことになった。
つまり、彼等の命運は私次第、、、。
(もし仕留め損ねたら、私のせいでまた仲間が死んでしまう、、、絶対に成功させてやる!!)
「全力を尽くそう。アルミン、自分の考えを信じて。私達は前にもその正解を導く力に救われたわ。」
ア:「、、そんなことが、、?いつ?」
ミ:「自覚がないだけ、、あとでまた話そう。」
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作者名:カリン | 作成日時:2019年2月8日 1時