＊エピソード2 ページ4
にしても、やっぱり帰れなかったか。
すぐには帰れないのは覚悟していたけど、やっぱり本当に帰れないとなると不安しかない。
妄想だなんだで「帰れない!?(やったー)」というような軽い感じにはなれない。
無意識に冷や汗が背筋を伝っていく。まさかトリップが実在するなんて…。
「ごめんね、できればすぐ帰してあげたいんだけど…」
しまった、彼のことを忘れていた。
「あ、自己紹介遅れました。AAです。受け止めてくださりありがとうございます。」
「固いな〜。どういたしまして！知ってると思うけどink!sansだよ！よろしくね！Aちゃん。インクって呼んでね！」
ものすごく言葉の距離が近い…気がする。私が日本人だからかな…。
「はい、よろしくお願いします。インク…さん？」
流石に呼び捨てはできない。仮にもAUの守護神という方だから。
多分、私も含めてplayerはあんまり好きじゃないだろうし。
「さん付けかぁ〜…Aちゃんは呼び捨てはやな感じ?」
「いや、あの、インクさんに失礼では…？」
「僕がいいっていうんだからいいんだよー？」
ちょっとしょぼんとする彼。んー…君付けなら…いけるかな。
「じゃ、じゃぁ…インク…君…で、どう…ですか。」
すごく言葉に詰まるし、慣れない。明らかに歳上の人に君付けとは…。メンタル死にそう…。
「いいよ！ありがとう〜！Aちゃん！」
いまにも飛び上がるんじゃないかってほどに嬉しそう。なら、よかった…のかな。
少し自分の頬が緩んだ気がした。
仲良く…なれるだろうか…。いやそもそも仲良くしていいのだろうか？
とりあえずしばらくは彼のテンポに合わせることにしよう。
ただ、親しくなりすぎないようにしないと…私はいつか帰らなきゃなんだから。
ーーーーーーーーーｷﾘﾄﾘーーーーーーー
作者です、お話読んでいただいている途中なのにすみません！
閲覧ありがとうございます！
始めたばかりなのでエピソード1やら設定やらちょこちょこ編集しています(汗)
しっかり決めてから載せろってね()
こんな駄作者(不定期更新)ですがよろしくお願いいたします！
小波優凛。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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小波優凛(プロフ) - リナさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2022年9月6日 13時) (
レス) id: ee7bb1b218 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - めっちゃ好きです！頑張ってください!!!!ﾚ!!! (2022年9月6日 13時) (レス) @page32 id: 1d4856d0dd (このIDを非表示/違反報告)
小波優凛(プロフ) - EDDさん» ありがとうございます！励みになります！！ (2022年7月27日 14時) (レス) id: ee7bb1b218 (このIDを非表示/違反報告)
EDD - 好きだわぁ…………更新頑張ってくださいね!! (2022年7月27日 9時) (レス) @page21 id: 1e11c6997e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小波優凛 | 作成日時：2022年6月8日 22時
