UB少女【ポケモンサンムーン】

グラジオsideだお ページ10

一瞬…いや、一瞬どころではない。

耳を疑った。

「（人1）…？」

ハウ「うん、そー。（人1）ー。」

ヨウ「待って、わかんない。」

…なんでだ？今更？

（人1）。俺が依存してしまった女。

依存してしまった故に閉じ込めた。

なんで依存したのかはわからないが。

（人1）は俺のことを恨んでるのだろうか。

ヨウ「え、何々？その（人1）って子はグラジオの彼女なの？」

ハウ「そーなんじゃない？」

「ﾊｧ…決めつけるな。」

ハウ「（人1）もグラジオのこと知ってたしー！」

「…本当か。」

ハウ「本当だよー。」

覚えててくれてたってことか。

ハウ「そーだ！まだメレメレ島にいると思うし、行ってみよーよ。」

ヨウ「おう！僕も見たい！その子！」

「…。」

ハウ「グラジオはー？」

会いたい。けど、

また依存してしまうのではないか？

また閉じ込めてしまったら。

折角の（人1）の自由を壊してしまう。

やっと、触りたいとか、会いたいみたいな衝動に駆られることもなくなったのに。

「俺は…」

ヨウ「じゃ、僕行くわー。」

「は」

ヨウ「グラジオが答えだすまで待ってらんないよー。笑
　早くそのカワイ子ちゃんに会いたいｯｯｯ」

「バカかお前は。」

ハウ「あははー。ヨウ空気読むって知ってるー？」

するとヨウは自分の指を舐めた。

その指を空気中に当て

ヨウ「無風。」

「そっちの空気じゃねぇよ。」

ハウ「もう俺も行くー。」

…あー、もう

「…俺も。」

結局メレメレ島に行くことにした。

大変なことになった。夢主ちゃんsideです→←ハウsideです

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す