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本当に来た…。 ページ45

バサッと羽の音が聞こえたと思ったら、

目の前にリザードンに乗ったグラジオがいた。

グラ「おまっ…なんで。」

「あ、えっと、ハウさんが待っててみーって言ったから…。」

グラジオが何も言わず私を見つめる。

うっ…どうしたんだろう。

「ま、待ってたの…。お…おかえり…!」

突然のおかえり発言に驚いたのか

グラジオは少し目を見開かせ、長い溜息をついた。

グラ「…ただいま。」

そしていつものように私の頭に手を乗せた。

「そういえば、グラジオはどこで泊まるの?」

グラ「特に決めてないから荷物だけ取ってエーテルに戻るつもりだ。」

「そっか…。」

少しだけど心がツンッとした。

なんだか、寂しい…?

グラ「…フッ。会えなくなるわけじゃないんだぞ。」

「し、知ってるよそんなの。」

…顔に出てたのか。恥ずかしいなぁ。

「ただ、もうちょっとだけグラジオと一緒にいたかったなって、思っただけ。」

頭の上に乗っていた手を両手で包む。

流石男の子って感じの手だけど、

すべすべして綺麗。

一体どんな美容法を…!?

グラ「奇遇だな。俺も、そう思った。」

「え、手が綺麗って?」

グラ「は?」

「あ、ごめんなさい。」

やばい。

今のは完璧にいいシーンだったんだろうけどぶち壊しちゃった。

突然。

グラジオの手が私の両手からするりと抜け、

代わりにグラジオの両手が私のほっぺを挟んだ。

「ど、どうしたの…。」

グラ「俺も、(人1)とまだいたい…ってことなんだが…。」

あ、そっちー!

完璧に恥ずかしいやつだね私!

「じゃあ、今日はモーテルで一緒に泊まろうよ。
グラジオがいてくれた方が、安心する。」

私の頬はグラジオの両手に挟まれたまま緩む。

多分すっごい不細工だ。

グラ「…そうさせてらうかな。」

グラジオは綺麗に笑う。

…解せない…!!

モーテル!!→←物凄く久しぶりな更新笑



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妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます! (2017年10月9日 0時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 受験、頑張って下さい! (2017年9月17日 9時) (レス) id: 6296311039 (このIDを非表示/違反報告)
妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» 心に染みるぅ…!笑 ありがとうございます! (2017年9月10日 19時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - いえいえ!無理しなくてよいんですよ! (2017年9月10日 11時) (レス) id: 6296311039 (このIDを非表示/違反報告)
妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます…!ずっと更新しなくてすいませんでした! (2017年9月9日 19時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想チョコレート | 作成日時:2017年4月22日 0時

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