どうしましょう… ページ41
「み、見つからない…うえに、迷ったぁ…。」
軽く息切れする私。どんだけ体力ないんだ…。
隣ではウインディが心配そうに私を見つめていた。
「…大丈夫だよ。私も、イーブイも。」
『がうぅ…。』
軽く撫でてあげると嬉しそうにしたけど、やっぱり寂しそう。
早く、早く見つけないと…!!
二手に分かれた方がいいのかな…?
「ウインディ。二手に別れよ。その方が効率いいかも。」
『がう!』
私とウインディは二手に分かれることにした。
それが悲劇の始まりでした。
ウインディと別れる。これは今私がポケモンを持っていないことと等しい。
つまり、野生のポケモンが出てきても私はどうにもできないのである。
…やばい。考えてなかった。
「きゃ…!?」
何かに躓いてしまった。
「いったた…。あっポケモン…。」
そこにいたのはユキワラシだった。
『ユキ…』
「ご、ごめんなさい…!見えなくって…!大丈夫?」
『ユキユキー――!!』
「!?」
いきなり大声をあげるユキワラシ。
どうしよう。そんなに怒らせちゃったかな。
「ご、ごめんなさ…え…!?」
突如現れた丸くて大きいポケモン。
あれは…
「お、オニゴーリ…!?」
ひぇーもうなんかごめんなさい。何でもするから帰ってくださいー!
『ゴリィィ!』
「ひゃ…!!」
そして技を私に当てようとする。
このままじゃ、死んじゃう…!
ウインディを呼びたいけど、ユキワラシとオニゴーリの声が大きくて
私の声はかき消されてしまう。
どうしよう、まずい…!
『ゴォリィィ!』
「!!」
物凄い速さでこっちに向かってくるオニゴーリ。
ずつきだ…!よけられない…!
(ごめんなさい、グラジオ…!)
目をぎゅっと瞑るけど痛みは襲ってこなかった。
不思議に思い恐る恐る目を開ける。
「…!!イーブイ…!」
『…ブイ!』
イーブイはユキワラシとオニゴーリに向かって行く。
「だめっ…!イーブイ…!」
頑張って伸ばした手は見事に空を切った。
「イーブイ!!」
その瞬間
イーブイの体は青く光りだした。
※イーブイ結構強めのレベルです!←今更な。
61人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます! (2017年10月9日 0時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - 受験、頑張って下さい! (2017年9月17日 9時) (レス) id: 6296311039 (このIDを非表示/違反報告)
妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» 心に染みるぅ…!笑 ありがとうございます! (2017年9月10日 19時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ - いえいえ!無理しなくてよいんですよ! (2017年9月10日 11時) (レス) id: 6296311039 (このIDを非表示/違反報告)
妄想チョコレート(プロフ) - すみれさん» ありがとうございます…!ずっと更新しなくてすいませんでした! (2017年9月9日 19時) (レス) id: 5276eb8d43 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:妄想チョコレート | 作成日時:2017年4月22日 0時