UB少女【ポケモンサンムーン】

２人の女の子 ページ23

ヨウ「っと…。ここはカンタイシティか。」

ちょっとおしゃれな雰囲気の街だな…。

どんなところがあるんだろう。

ハウ「ここはねー近くにホテルが２つもあるんだー！」

ハウさんは私の心を見透かしたように言った。

…アローラの人って人の心読めるのかな。

グラ「前に寄ったことがあるが高そうなホテルだったぞ。」

ヨウ「え、誰と行ったの？」

グラ「…かえんほうしゃでも打っておけばよかったか。」

ヨウ「え、やめて。」

ハウ「あははー。そんでねーあ、服屋さんもあるんだよー！」

服屋さん…言い方が可愛い。

「そ、そうなんですか…。」

行きたいなぁ。

グラ「…行くか？」

「えっいいの？」

グラ「ああ。誰のために来たと思っているんだ。」

そう言ってポンポンと私の頭を撫でた。

フワフワとした気持ちになる。

ヨウ「あっまーーーーーーい！！！空気がｯｯｯ！！」

突然叫びだしたヨウさんにビックリする。

ヨウ「もうアマサダ食べた気分だよ！」

ハウ「アマサダどこー！？」

グラ「こら。ハウ、はぐれるんじゃない。
　ヨウもいいから服売ってるとこ行くぞ。」

ヨウ「もー誰のせいだと思ってるのさ。」

とか言いながらもついてくるヨウさんを可愛いと思ってしまった。

この３人のやりとりは無茶苦茶だけど見てるだけであったかくなる。

自然と、笑みがこぼれてしまう。

今までこんな気持ちになったことないんだけどなぁ。

ヨウ「あれ？あれって…マオとスイレンじゃない？？」

ヨウさんがだれか見つけたみたい。

視線の先には緑色の髪と青色の髪の女の子がいた。

ハウ「ほんとだー。マオー！スイレン！アローラー！」

ハウさんが叫ぶとマオさんとスイレンさんはこちらに気づいて

「「アローラ！」」

と叫び返した。

女の子同士！→←レッツラゴー笑

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