七人目の創設メンバー２【東京リベンジャーズ】

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「だからオレは強くいれる。
さぁオマエら！クリスマスは終わっちまったけど、みんなで走るぞ！」

「待てやコラぁあ！！」



大寿がアザ男に支えられながら立っている。



「まだ終わってねぇぞ東卍！！
九井！外の兵隊呼んでこい！外にいる黒龍精鋭100人が相手だ、
テメェら全員ここから帰さねぇ！！ここで終わりだ、
オレは誰にも負けねぇぞコラぁあ！！」




大寿は負けを認めたくないのか、
叫んでマイキーを睨む。




「…大寿、黒龍は強いよ。でも時代は創れねぇ。
オマエは喧嘩が強えぇだけ。心がねぇ。
オレらは時代を創る。黙って見とけ」

「オイ、ココ！何してる！？兵隊はまだか！！
早くしろ！！」

「ボス…オレらの負けだ」

『…？』





大寿はアザ男を払い除け、扉の外へ出た。
だが、100人いる割には静かだ。





「タケミっち。まだ動けるな？」

「う…うん」

「あと一踏ん張りだ。外には黒龍100人！コッチは6人」

「オレら弐番隊であと一暴れすっか八戒！」



あともう少し、と構えたところで、
扉から何故かケンチンが現れた。



『…え、なんでケンチン？』

「マイキー！外のヤツらは全員ノシた！！
オマエに負けて兵隊も失った柴大寿は…戦意喪失」

「うん！」

『…と、言うことは、』






みんなで扉の外へ走る。






「黒龍はもう死んだ！オレらの勝ちだ！！」




外にいたはずの黒龍100人は、
本当に全員地面に横たわっていた。




『…ケンチン、バケモンじゃん』




すると安心からか、花垣がふらりと倒れた。
それを三ツ谷がおぶり、フッ、と笑った。



「ありがとなタケミっち。
マイキー…、ドラケン。オマエらのおかげで黒龍に勝てた。
でも今日の一等は、タケミっちだ」

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