口が悪くて何が悪い

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Youside

？「江口さぁん！聞いてくださいよぉ♡」

江口「…はぁ、なに？」

誰だあの女子…あ、新しい江口先輩のマネージャーか。
名前は…忘れたからAちゃんでいいや

江口「あ、A。お疲れ。」

「お疲れ様でーす」

A「……チッ」

舌打ちされたんだが？？？
え私この子になんかしたっけ？？？
ってか江口先輩との距離近くない…？
…なんかモヤモヤする…なんだこれ？

界人「……ちゃん、Aちゃん！」

「はいっ！？！？！？」

界人「大丈夫？ずっと呼んでたけど、
反応がなかったから…悩み事？」

「…多分？」

界人「珍しいね。俺で良かったら聞くよ？」

「…江口さんとあのマネージャーちゃんの距離が近くて
モヤモヤするんっすよ…なんなんすかねこれ…」

界人「………」

目を瞑りながら考えていたが、
結局なにもわからず目を開ける。
そこには…

「……！？か、かいと先輩…！？」

界人「ど？ドキドキした？」

「唇当たっちゃいますって…」

界人「なっ………！？…いいじゃん。別に」

「私は気にしないっすけど界人先輩が良くないです。」

界人「……はぁ、Aさ、嫉妬してんじゃない？」

「しっと？」

界人「そ。江口さんに嫉妬してるの。
好きなんじゃないの？江口さんのこと。」

「…好き…好き………うーーん、…
もちろん先輩として好きです。そして、仲間として
好きです。友達のような感覚の好きもあります。
でも恋愛となると難しくて…」

界人「…ま、そういう難しいこともあるよな。
じゃあ逆にさ、江口さん嫉妬させてみたら？」

「なんでですか？」

界人「ほら、江口さんって結構嫉妬するでしょ？
だから嫉妬させる。そしたら、Aに
積極的にアタックする。それでAが江口さんのこと
本気で好きになりゃ、WinWinじゃないの？」

「あーーたしかに。でも嫉妬って……？」

界人「俺との距離を近くするんだよ。
あのマネージャーちゃんがしてるみたいに。
そしたらきっと、江口さんはあのマネージャーを
振り払ってくれるはずだよ。」

「でも私、1週間江口さんに付き添い人に
なってもらってるんすけど…」

界人「大丈夫。そこは俺がなんとかするから。」

「なんとかって？？？」

界人「俺が付き添い人になる！
つまり、俺と江口さんのスケジュールを
逆にするんだ！そしたら1週間みれるから。」

「了解っす。何から何まであざす。」

界人「可愛い俺の後輩のためだよ☆」

「…」

界人「え？」

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