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江口side

麗奈「…とりあえず、今日は帰りましょうか。」

花江「そうだね…」

浪川「Aちゃんはどうする?」

梶「確か、江口くんの家ってAちゃんの家と
近かったよね?」

江口「はい。俺が連れて帰ります。」

西山「その方が多分安心しますよ。」

花江「よろしくです。」

江口「おう、任せな。」

俺はAを姫抱きし、家に帰ることにした。
…いや待てよ?
俺Aの家の鍵持ってねぇよ…
でも女の子のカバン勝手に漁るのはな…
いやでも…うーーーん、……泊めるかぁ。
まじで何回泊めるシチュエーションになるんだよ…
ここ半年で約5回は泊まり合いっこしたよな…

「…スー、スー、」

江口「…俺ん家だけど、ゆっくり休めよ。」


翌日…

「…んん、…」

江口「お、起きたか。おはよう。」

「…江口先輩……?」

江口「ごめん、Aのカバン勝手に漁るのも
どうかと思って、泊めた。」

「あざっす。」

江口「おう。」

「…すいません。いろいろ迷惑かけて。」

江口「迷惑じゃねーよ。これからも頼れ。な?」

「…うす。」

やっぱ気にしてんのかー、

江口「仕事、行けそうか?」

「もち。」

江口「無理はすんなよ?」

「してないっすわ(笑)」

…絶対嘘なんだよなぁ。
強いのも大切ではあるんだけどさ、

「泊めてくれてありがとうございます。」

江口「良いってことよォ」

「…江口先輩」

江口「ん?」

「最近、なんだか嫌な感じがするんっすよ。
なんだろ、無いはずの記憶があったり、
分からない人の声が聞こえたり…
…さーせん、何言ってるか分かんねぇっすよね。」

江口「…いや、分からないことは無いぞ。
そういうことは実際にあるみたいだしな。」

「…ま、どうしようも無いんっすけどね。」

江口「そうだなぁ。解決策があればいいのにな。」

そんな会話をしながら、俺たちは
事務所に向かった。

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設定タグ:男性声優 , 江口拓也 , ギャグ   
作品ジャンル:恋愛
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ひなせ(プロフ) - ひょこっ (3月22日 21時) (レス) id: d74b6f2649 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうり | 作成日時:2024年3月1日 20時

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