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Youside
暗い
暗い
暗い
寒い
寒い、
痛い、
怖いよ、
助けて、
助けてっ、
誰か…
"お母さん"
…お母さん…？
_素直に従えばこうならずに済んだのに。この無能。_
誰…
誰だ、
「誰なんだよっ!!!!」
全「…！？」
ﾊﾟﾁｯ…
花江「付いた、…」
江口「A大丈夫か！？」
「…はぁっ、はぁっはぁっ、」
西山「こういう時はゆっくり、
背中を撫でてあげてください…！」
江口「怖かったな、もう大丈夫だ、」
麗奈「怖かったねぇ、…頑張ったねぇ、」
あいつは…
あいつ、は、…
…あれは、…
「…化け物……」
江口「…ばけ、もの？」
梶「…店長さん、水貰っていいですか？」
店長「はいよ、」
花江「…落ち着いた……？」
「…ぁ、大丈夫です。」
大丈夫じゃない、
「すみません、迷惑かけて。」
助けて、
怖い、助けてよ、
「気にしないでください。」
違う、違うっ、
もっと寄り添って欲しい、
優しくして欲しい、
ただ、、抱きしめていて欲しい…、
江口「…」
ｷﾞｭｯ､…
「ぇ、…？」
江口「そんな震えた声で話してんのに、
大丈夫なわけねぇだろ。
気にしないとか、無理な話だな。」
「、っ……」
泣いちゃダメ、
泣いたら、ダメ。
…なんで？
わかんない。でも、だめ、
_この弱虫が_
…だから、だめ。
泣いたらきっと、
また、…また？
…見捨てられるから。
江口「泣いていい。」
「…！」
江口「好きなだけ泣けばいい。」
麗奈「そうだよ、江口さんの言う通りだよ！」
花江「怖かったね、…もう大丈夫だよ。」
梶「無理しなくていいんだよ？」
浪川「好きなだけ甘えな。」
西山「これ以上ひとりで抱えたらダメだよ？
いつだって僕らはそばに居るから。」
「っ、…ぅ、…」
優しい
暖かい
明るい
ただそれが心地よくて…
「…っ、ぐすっ、ぅ、ぅうっ、…」
涙か溢れてきた。
江口「頑張ったなぁ、…偉いなぁ。」
「っぅ、うぅっ、ぐすっ、…」
花江「…何がAをこんなに追い込んで…」
浪川「人の過去なんて、分からないものだな。」
梶「見た目で判断なんて、本当に
しちゃいけないですね。」
西山「それが本人を
傷つけてしまうかもしれないですからね。」
麗奈「Aちゃんは、その小さな体で、
どれほど大きいものを1人で抱えてきたのでしょう…」
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ひなせ(プロフ) - ひょこっ (3月22日 21時) (
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作者名：ゆうり | 作成日時：2024年3月1日 20時
