29. ページ30
江口side
ここがAの実家かぁ、…
なんかおばあちゃんの家みたいな感じで落ち着くな。
「結構田舎ですよ。大丈夫ですか。」
江口「おう。ゆうても電車で10数分乗れば
服屋に着くから丁度いいよ。他にも行きたいところ
あったし。ありがてぇ。」
「ならいいんですけど。」
江口「にしても、いいよなぁ、こういう静かな場所。」
「分かります。ずっと東京にいると、
静かな田舎が恋しくなるんですよね。」
江口「分かる〜俺も実家クソ田舎だもん」
「それは褒めてます？」
江口「…うん。」
「コンビニは？」
江口「ねぇ」
「…oh……………」
ガラガラガラ
母「いらっしゃい！
あらぁ！身長の高いイケメン君ねぇ！」
「い、いいから…汗」
江口「Aの直属の先輩、江口拓也です。
何卒、よろしくお願いします。」
「いつもと違って律儀だなぁ。
あ、そうだ。東京タワーのクッキー買ってきたよ。
好きだったよね？」
母「わざわざありがとうねぇ。あ、そうだ。
お父さんー！お父さんA帰ったわよー！」
父「ぉお！久しいのぉ！隣のが先輩とやらか。」
江口「は、初めまして。江口拓也と申します！」
父「ほっほっ(笑)元気そうな兄ちゃんだねぇ。
狭いが、ゆっくりしていってくれ。」
江口「ありがとうございます！」
江口「ふすまなんだな。」
「結構昔の家ですから。」
江口「おふたりとも、なんか親戚みたいに
接してくれて話しやすかったわ。」
「ほんっと、優しいんだよねぇ。」
母「入ってもいい？」
「いいよー。」
母「はい、お茶どうぞ。」
江口「ありがとうございます。」
母「それとねぇ、Aの写真、見る？」
「はっ、恥ずかしい！」
母「いいじゃない、この写真とか可愛いわよ？」
「こんな幼き私無理！風呂入ってくる！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひなせ(プロフ) - ひょこっ (3月22日 21時) (
レス) id: d74b6f2649 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうり | 作成日時：2024年3月1日 20時
