検索窓
今日:3 hit、昨日:92 hit、合計:12,817 hit

25. ページ26

Youside

江口「そーいやさ、Aの親ってどんな人?」

「優しいっすよ。」

江口「……ほら、他にもあるじゃん?」

「んー、そうっすね。だいぶ高齢出産っすかね。
私は21っすけど、親は61なんで。」

江口「40歳で産んだの!?」

「多分。まぁ稀にあるらしいっすけどね。
ってか、今日なんかザワついてません?」

江口「たしかに。」

スタッフ「大切なデータが無くなったんですよ!」

「そりゃ大変ですな。」

江口「俺らも探すか。」

「うす。」


2時間後…

スタッフ1「あった、!けど…」

「ぉお、良かったっすね。」

スタッフ1「なんで月城さんの机に入ってたの?」

「…はい?」

スタッフ2「これ、今日提出なんですよ。
なんでこんなことしたんですか?」

「いやいや、え?」

スタッフ3「誤魔化さないでください!
月城さんの引き出しに入ってたんですよ!?」

「…?」

江口「……」

花田「あ、ありました?」

スタッフ2「ありましたけど!
月城さんの机に入ってたんです!」

花田「え…?」

スタッフ3「死ぬほど大事なデータなのに!」

花田「…なんでそんなことしたの?」

「…ほぇ?」

花田「とぼけないで!証拠がここにあるんだよ!?」

「……」( ゚д゚)ポカーン

花田「おい!聞いてんのか!」

「…?」

花田「ぼーっとしてねぇで応えろ!」

スタッフ1「…とりあえず、戻ろうか。話は後で聞くよ。」

花田「…」

江口「……」

…江口先輩も怒ってるかな…?
本当に何もしてないんだけどな。
なんでこんなに疑われなけりゃいけねぇんだろ。
悲しいなぁ、いつもこうだ。
世界は理不尽にできてる。
別に私はいい人では無いけど、悪いことは
あまりして来てないはずなのに。

江口「カメラ見よう。」

「…はい?」

江口「Aがそんなことする訳ねぇ。
俺はAを信じてる。心から。」

「…江口先輩……」

零士「…やっぱそうですよね」

「零士先輩いったいどこから…」

零士「ごめんね、聞いてたんだ。でも
出てくるのは怖くて…僕もカメラ見るの手伝います」

江口「助かる。ありがとう。」

「2人とも…」

…やっぱ前言撤回。私幸せ。
いい人いっぱいいるわ。


1時間後…


江口「あった!ここだ!」

零士「こっちのカメラもそうです!」

江口「…なんだ…スタッフ4が間違えてAの
机に入れてただけかよ…ビビらせやがって。」

零士「とりあえず、これを見せましょう!」

江口「おう!」

26.→←24.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 江口拓也 , ギャグ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひなせ(プロフ) - ひょこっ (3月22日 21時) (レス) id: d74b6f2649 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうり | 作成日時:2024年3月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。