口が悪くて何が悪い

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江口side

江口「ねぇえええええ！やっぱり誘われてたじゃん！」

西山「それでいいんです！落ち着いてください財布！」

江口「酷い！」

梅原「押してダメなら引いてみろ！」

江口「俺まだあんまり押してない!!!」

梅原「大丈夫っすよ！Aちゃんは江口さんと
いた方が1番Aちゃんらしいっすから！」

江口「ならいいんだけどォ！？」

西山「それでですね、あの二人がご飯に行ったあと、
ちょっと仕掛けさせていただきます。」

江口「…仕掛ける？」

梅原「次の日曜の夜、空いてますよね？」

江口「まぁ、はい。」




西山「ってのはどうでしょう？」

江口「……あり。さすが特待生」

西山「どうもどうも」

梅原「俺だって考えたんだけど」

江口「あざ」


Youside

「こんばんわ〜待ちました？」

花田「ううん？俺も来たばかりだよ。じゃ、行こうか。」

「はーい」

花田「ここのお店！すっごいオシャレでいいよねぇ。
Aさんのイメージにぴったり！」

あ、名前…覚えてたんだ忘れてたかと思った
にしてもすっげぇ上品な店だなぁ…堅そう…

花田「じゃ、入ろうか！」

「うす」

めちゃくちゃエスコートしてくれるやん。

カランコロン

店員「いらっしゃいませ。2名様でご予約されていた、
花田様で宜しいでしょうか。」

花田「はい。」

店員「お待ちしておりました。ご案内します。」

うわー、すげー。
マニュアルちゃんとしてんだろうな←


花田「何頼む？」

「……」

花田「…？おーい？」

「…知らねぇのばっかだ…」

花田「初めてが共有できて嬉しいよ(笑)
アヒージョとか美味しいんじゃない？」

「じゃあそれで。」

もし江口だったら、…

江口「わっかんね！適当に選ぼーぜ！
口に合わなかったら俺が食う！」

とか言いそうだわ。



「あ、うめぇ」

花田「良かった(笑)」

「アヒージョか。今度調べてみよ」



「さーせん、奢ってもらっちゃって。」

花田「良いのいいの！こんくらい奢らせて！
先に出てていいよ！」

「…うす。」



カランコロン

美味かったな。でも、私にはちょっと堅すぎたかもな。

ﾓﾌﾞ1「よぉ姉ちゃん。俺らと今から遊ばね？」

うわ、ナンパかよクソだりぃ

「…疲れたからいい…」

ﾓﾌﾞ2「疲れとれるぜ？」

「嘘だろぜってぇ…」

ﾓﾌﾞ1「いいから行こうぜ！」

「…離せよクソが…」

花田「……！」

ﾓﾌﾞ2「ほら、早く！」

あー、終わった。終わったわァ…

花田「ぉ…」
?「おいてめぇら!」

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