口が悪くて何が悪い

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江口side

「あがりましたよ。さっさと入れ下さい」

江口「おう。」

「あ、。雨、止んでますね。
服ないですよね？帰っても良いですよ。」

江口「…」

帰ってもいいって…

江口「帰らなくてもいいって事だよな？」

「いや服どうすんの」
江口「…このままでいいよ」

「ダメだろ帰れ」

江口「…分かった。一旦帰る。」


Youside

「よし、帰れ。」

江口「じゃーなー。」

思ったよりすんなり帰ったな。
まぁ家近いし。徒歩5分くらいだっけ？
雨やんで良かった〜。


10分後…

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

「…はい」

江口「開けて〜」
「は？」

ガチャ

「いやいや、帰ったのでは？」

江口「え？俺、"一旦"って言ったよね？」

「…」

策士なやつだなこいつ。

「…ﾁｯなに服持ってきてんだよ…」

江口「ってことで泊まりまーす！」

「勝手な奴だな…別に良いですけど。」

こいつと寝泊まんのは別に酷じゃない。
だから別に泊まってもらっても構わない。
そういえば、こんなスパンで家に人いれたことねぇや。



江口「風呂あがったー。」

「そうですか。」

江口「俺明日レコーディングあるから、
8時くらいに家出るねー。」

「別に報告要らねぇよカップルじゃねぇんだから。
ってか、明日レコーディングありましたっけ？」

江口「ぁあ、いつもとは別のやつだよ。」

「なんかやってました？」

江口「BL。」

「…」

江口「聞こえた？びー」
「黙れ」

江口「…ﾊｲ」

別にそういうのが嫌いな訳じゃないし、
オファーが来たら勿論やる。
だけど、なんだろ。
そういう話すんのめちゃくちゃ恥ずくね？

「ま、頑張れ下さい」

江口「ありがとな！」

「…なんか子供みたいっすね。」

江口「…よく言われる。まじでなんで？」

「なんだろう、…行動が小学生」
江口「え、なんか貶されてる？」

「気のせいですよ」

まじこの人なんなん。
ほんとに小学生みたいなんだけど(笑)

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