検索窓
今日:82 hit、昨日:42 hit、合計:12,804 hit

12. ページ13

江口side

そうして連れてこられたのは
近くの空き部屋。そこには…

下野「やっほー!」

江口「下野さん?なんで?」

下野「まぁまぁ、座ってよ!」

花江「そうですよ!」

江口「ぉ、おう、…?」

下野「いやー、でもまさか、江口くんが
ここまでの鈍感だとは思わなかったなぁ…(笑)」

花江「ですよね(笑)」

先輩と後輩に挟まれるこの状況。何これ。

江口「で、…何ですか…?」

下野「じゃあまずは江口くんの気持ちを整理しよう!」

江口「え?」

下野「江口くんがAちゃんに抱いてる感情は?」

江口「……んー、…んー…」

花江「じゃー、…妹とか、姉とかとは違う感覚ですか?」

江口「おう。それはちげぇ。妹とか姉みてぇだったら
こんなドキドキしねぇもん。」

下野「…それ答えだなぁ?w」

花江「ほんとですね…w」

江口「え…?」

下野「ドキドキっつったら?」

江口「…恋。」

花江「ですね(笑)」

下野「やっと気づいた?」

江口「俺が…Aに恋!?

花江「声でけぇ!」

江口「そうか…これ、恋か…うん。なんか腑に落ちる。」

下野「良かった(笑)」

花江「じゃ、とりあえず戻りましょうか。
下野さんありがとうございます!」

下野「うーん!いいよ〜全然!がんばってねぇ」

江口「ありがとうございます。」

ガチャり。

恋、か…。
恋ってこんな感じなんだな、…
でも年の差凄くねぇか?…関係ねぇか。


ガチャ、

江口「ただいまー。」

「…うす。」

花田「それでさぁ…(笑)」

「…ほぇー、」

千晃「…興味無さそうな返事ね、ほんと…(笑)」

花田「そんでぇ、…」
「あ、江口先輩。今日2人でカレー食いに行きましょ。」

江口「はい!?」

「……だめですか?」

めっちゃ上目遣いなんですけどぉ!?
なに!?お誘い!?え!?好き!愛してる!
なんかもう意識しだした瞬間からなんかもう好き!

千晃「…大丈夫っすか…?」

江口「ダメなわけねぇだろ!行こうぜ!カレー!」

「あざす。」

花田「…」


カレー屋にて

江口「ってか、なんで誘ってくれたの。」

「このブランドの服、めっちゃ江口先輩に
似合うと思って。飯食うついでにと。」

江口「へー、」

めっちゃいいセンスしてんじゃん

「…ぁ、そんなにでしたか…?ごめんなさい…」

江口「え!?あ、いや、めちゃくちゃいいと思ったよ!
服に目が行き過ぎて、てか感心しすぎて!」

「…なら良いんですけど(笑)」

…可愛い。

13.→←11.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 江口拓也 , ギャグ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひなせ(プロフ) - ひょこっ (3月22日 21時) (レス) id: d74b6f2649 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆうり | 作成日時:2024年3月1日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。