《第1弾》ブーゲンビリア〜M.Tasuku ver〜

○ ページ43

「まっ…ん、ちょ、んぁ｣

口の中を堪能するように舌が合わさる

少しライムの味がした

チュッと音を立てて名残惜しそうに離れた唇

「な…、ばか！皆…いるのに…｣

みんなに見られたらどうするの！

でも、お腹の奥がキュンとして「翼のばか｣ともう一度呟く

「アーヤ｣

スルリ


冷たい手が服の中に侵入してくる

「え…だ、だめ！！｣

サマーニットの裾を少し持ち上げられて、ブラが、少し引っ張られる

「だめ…ホント…に、だめだってば…！｣


そんな私を見てクスクスと笑う翼の目はトロンとしている

「今日はぁ、ピンクだ…｣

間延びした話し方がちょっと可愛い

パチンっと聞きなれた音がして胸元が緩くなる

翼の指先が胸を掠める

「あっ…、ダメ…｣

ほんとに、こんな所で…




でも、その先の刺激を求めている自分もいて待っている


「やぁらかい｣

耳にフッと息がかかってくすぐったい

翼の手が私のお尻を包む

もうダメだけど…これから先はもっとダメ…

でも、ほら

やっぱり待ってるの

あと少しだけでいいから…




でも、待っていた刺激は来ない

「た、翼…｣

「んぅ…？ん…｣

スースーと寝息を立てていつの間にか寝ている

「翼の…｣



「バカァァァ｣

ドスッと鳩尾(みぞおち)に入った拳

「ぐえっ｣


「もう知らない、ふん！｣


近くに置いてあった瓶に口をつけてそのまま酒を飲むと私もぐっすり、目を瞑った



翌朝、翼がアーヤに怒られたのは言うまでもない



to be continued





(作者より)

最近Twitterを始めました

Twitterって何を呟いたらいいんでしょうか…笑

とりあえず作っただけ笑

もし良かったらフォローしてください
(何も無いけど笑)


それから、皆さんコメありがとうございます！こんなに色んな人に貰えるなんてほんとに嬉しいです！
嬉しすぎて何回も読み返してます笑
これからもブーゲンビリア、よろしくお願いします♪

ストレス→←酒は飲んでも飲まれるな ※注意！

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