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「明日の朝、僕が街に行ってくるよ」
ニーア君がそう言ったのは、兄弟宅の食卓で座っている時だった。少しでも妹の傍にいたいと、少年はここを選んで明日の話をした
只今星空が煌めている時刻。ヨナちゃんが上でゆっくり眠っているであろう時間帯だ
「ライラは街に行くのは初めてだったんだよね。ごめんね、僕の我儘で」
「それは、別にいいんだけど…。もしかして一人で行っちゃうの？」
＿＿頷く目の前の少年
一人でも行くことが出来るという事は、以前から知っている街だという事。だから問題がない、という訳ではない
なんと言ったってマモノが平原で彷徨いているのだ。シロと共にならまだしも、一人で行くなんて…
危険だ、危険過ぎる。それぐらい、私にだって判る
……だが、芯の強い彼の事だ。引き下がるなんて事は、しないだろうな
「……判った。村で待ってる」
私がそう決めた時、ニーア君はずっと張り詰めていた表情から、安堵したような顔色へ変えた。カイネさんと別れた時以来だった
「でも、シロだけでも一緒にいてくれる方が、きっといいと思う」
「そうだね、『封印されし言葉』の事もあるしね」
私達二人が話している最中、ニーア君のベッドで小さな寝息をたてていたシロは目を覚まし、話を知らない書物はニーア君に寄ると同時に聞いてきたが、「別に何でもないよ」とまるで愛らしい動物を愛でる様に顔の彫刻附近を撫でた
「我をペットの様に扱うでない！」
「でもグーグー寝てたシロは、まるで子犬みたいみたい。可愛いかったよ、シロ？」
「むむむ……、言うな、小娘よ」
「いや、そこはつっこんでよ」ずっと撫でているニーア君は微笑みながらそう言うと、シロはハエを払う様に書体を振り、上の方へと逃げた
実際にシロは書体は小さいが、声はとても渋いし、喋り方も古風で色々とお爺さん臭いのに、
本当に小さな子供の様に見えて、ちょっと笑ってしまう
それは彼も同じ思いのようで、逃げ惑うシロにクスクスと笑うのだった
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友那(プロフ) - アスカさん» コメントありがとうございます！大変お待たせしました！ローペースではございますが頑張って参ります！ (2019年11月18日 8時) (
レス) id: 44b3cab9a4 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 7Gさん» コメントありがとうございます！レプリカントはかなりコアな作品ですからね…。数少ない中この小説を見つけて下さりありがとうございます！頑張ります！ (2019年11月18日 8時) (レス) id: 44b3cab9a4 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - 続き楽しみにしてました!更新頑張ってください!! (2019年11月13日 22時) (レス) id: a2799e8a84 (このIDを非表示/違反報告)
7G(プロフ) - レプリカントの小説探していたら辿り着きました…更新、ゆっくりでいいので友那さんのペースで頑張りすぎないでくださいね(T . T) (2019年11月13日 21時) (レス) id: 45cf7889d3 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 迷子系女子さん» コメントありがとうございます！本当ですか！？感謝です！長らく更新できず、とても後ろめたい気持ちなのですが、次の更新までお待ち頂ければ幸いです (2018年10月1日 0時) (レス) id: cca667a573 (このIDを非表示/違反報告)
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