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第1Q:紺野は私です。 ページ3

in誠凛高校


この日の誠凛高校は賑やかである。どこかしこも部活の勧誘に来た2年生と新入生である1年生がめいいっぱいいてとても騒がしい。



「紺野さんは部活どうするんですか。」

『私は中学同様バスケ部の予定だよ。黒子くんは?』

「奇遇ですね。僕もです。」

『おおっ!!じゃあ高校でもよろしくだね。』


そう言った紺野は黒子に手を出して握手を求めた。黒子はそんな紺野を見て手を出し握手を交わした。


_________________________


バスケ部スペース。監督である相田リコは先程来た火神を見て少し疑問に感じていた。

「マネージャー欲しいなぁ…」

『すみません。』


声がした方に目線をやる。そのには紺野のロングヘアの女子がいた。


『あの…バスケ部のマネージャーになりたいんですけど…』

「マネージャーになりたい!?」

『え、あはい』


そう聞いたリコはすぐに入部届けを出して渡した。紺野はそれに書くとすぐにリコに渡した。


「ふむふむ紺野さんね。これからよろしく。私は監督の相田リコよ。」

『こちらこそよろしくお願いします。監督なんですね先輩凄いです。』

「そんなことないよ。えーとなになにってえ!?君、帝光中出身なの!?」

『はい。向こうでもバスケ部のマネージャーやってました。』

「え、ということは彼のこと知ってる?」

『彼?』



リコは火神が入部届けを出したあとにいつの間にか置いてあった黒子の入部届けを紺野にみせた。


『…なんだ黒子くんか。ってかいつの間にかいなくなってたと思ったらもう出してたのかよ。全く相変わらず影薄いなぁ。』

「知り合いなの!?」

『え、あはい。』

「彼はどういう人なのか聞いていい?」

『黒子くんがどういう人か…ですか……うーん一言で言うと"影"ですね。』

「…"影"?ねぇ一体どういう意味な『あ。』

『先輩すみません。これから予定があるのでこれで失礼します。』

「え、あ!ちょっと!?紺野さん!?」


腕時計を見てそう言った紺野は校門に向かって歩き出した。






『あ、リコ先輩。私のこと下の名前で呼んで下さいね〜』


紺野のマイペースさに早速頭を抱えるリコであった。

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莉緒 - めっちゃ面白い!!更新頑張ってください!、 (2023年3月19日 22時) (レス) @page3 id: 2f4a1e7f35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユリリリリ | 作成日時:2023年3月15日 22時

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