悔しい ページ39
とある日。
私は前所属していたところに、忘れ物をしていたことを思い出し、取りに帰っていた。
そこまで重要なものでは無いが、一応持っておきたい
もちろん、リゾットの許可はとってある
なんにもないだろうし、早めに帰れるだろ
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「…よし」
元事務所についた。
とりあえず自分の前の荷物置き場に向かう
『…よ、久しぶりだな』
「わっ！！お前は…」
そこに立っていたのは、私が少し苦手なヤツだった。
なんというか癪に障る
『なんか用？ここ、俺らの部屋なんだけど』
「私の荷物とかどうしてる？忘れ物があって取りに来たんだけど」
『んー、どうしてるっけなぁ……てか、お前変わったな』
「…何が？」
『なんというか、雰囲気？前より近寄りやすくなってる』
「そりゃどうも。誰に聞いたらわかる？」
『そんなに冷たくしないでよ笑』
「急いでるんだよ」
『そっか笑…そういえばお前、パッショーネのとこに入ったんだって？』
「なんで知ってる」
『情報が入ってきた』
…あの時の情報屋か？
「誰かに売ってもらったか？」
『っは、ご名答』
「へぇ、で、何？」
『どうなの？楽しいの？』
「…まぁこっちにいた時よりは」
『ねぇ、俺の席空いてないの？』
「知らねぇ」
『…なんで』
「知ってるわけないだろ」
『同じチームなのに？』
「全部知ってる訳じゃないんだよ…」
こいつ、ほんとに癪に障る…
聞く質問もそうだけど、聞き方が大っ嫌いな感じだ
次第にイライラが積もっていく
『ねぇ、そのチームのリーダーって強いの？』
「強いが？」
『ふーん、うちのリーダーより？』
「当たり前だろ」
『へぇ、すごい自信だね。自分のチームのことはろくに知らないくせに』
「少なくともお前よりは強いよ」
『…は？』
「なんだよ、事実だよ」
『ウザ、なんだそれ』
「急に怒るなよ」
『あんなボーッとしてデカいだけの男、どこが強いんだ？大体、あいつってなんか…戦えなそウグッ？！！？！？』
「…黙れ」
『あﾞ…っ、は、離せｯ…』
「もう一度、私のチームを貶してみろ…このままお前の喉を引きちぎる」
『かっ…はっ……わ、るかったよ…っは』
「…本心か？」
『ほん、し、んだよ…ゲホッ、ゲホ』ﾄﾞｻｯ
「…」ｷﾞﾛ
『そんな目で見るなよ！悪かったって…な？』
「二度と私の前に面見せんな」
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凛 - 楽しみながら読ませていただいてます！新入りちゃんと。ってどこから読めますか？？？ (2022年11月1日 19時) (
レス) @page47 id: 1cace9ed08 (このIDを非表示/違反報告)
おいも。(プロフ) - 七瀬さん» ありがとうございます！凄く励みになります〜！できるだけ早く更新できるよう頑張りますね！ (2022年3月29日 23時) (レス) id: 760e68e200 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 面白かったです！続きすっごい楽しみにしています！！ (2022年3月29日 23時) (レス) @page5 id: b72ab6ee93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おいも。 | 作成日時：2022年3月29日 23時
