伍拾玖 ページ16
貴方side
桐生「いや、ちょっと聞いてみただけだ。別に興味があったわけでもねぇ」
ゴロ美「なんやつまらんのぉ…そこはとりあえず食いつくところやろうが」
少し巻舌で女の子とは言い難い口調で怒るゴロ美
決して可愛いとは言えない
というかゴロ美っていう名前が馴染んできた
桐生「じゃあ、誘ったらOKしてたのか?」
ゴロ美「それを知りたかったら、誘ってみたらええ。ひっひっひ!」
桐生「む、そう来たか…」
なかなかのやり手の返しだ
可愛かったら人気なんだろうな…
((可愛かったら))
桐生「月城はどうなんだ?」
んー…そうだ、まじにぃのマネをしよう
貴方「月城くんはわかんないけどぉ、今はいないよ!で・も、早くしないと…(ウィンク)私って人気者だから」
自分で思う最大の可愛い声で言ってみたんだが…?
桐生/ゴロ美「ッ…!//」
あれ?固まってる…??
貴方「おーい。そんなにキモかった??まぁーそうだよな。だって男だもn((「い、いや凄く良かった」お世辞はいいからー」
桐生「そんなわけない。ゴロ美よりそそられる」
ゴロ美「はぁ??桐生ちゃんそんな事言ってええの?」
桐生「ん?」
ゴロ美「はぁーっ、もうええ。月城ちゃんの良かったし…」
貴方「そういじけんなって!あっ、そろそろ時間だ」
桐生「時間が経つのも早いもんだな」
ゴロ美「さて、桐生ちゃんのトークは…さすが桐生ちゃん、ごっつ男前や…」
なにそれ?そんな評価システムあったの??
ゴロ美「もう最っ高の気分や!こうなったら、アフターもOKしたるわ!」
アフターしたらゴロ美と付き合えるかもってやつか?
桐生「待て、俺にその気はない」
ゴロ美「なんやと? 女の気持ちを弄ぶっちゅうんか!?責任も取れんくせに手当り次第口説くとは、男の風上に置かれへん!この、女の敵!」
それは最初と矛盾してない??
ゴロ美から口どけって言ってなかったっけ
桐生「あんた女じゃないだろが…」
ゴロ美「やかましいわ!!俺が世のキャバ嬢に代わって成敗してくれる!表出ろや!アフター、始めんでぇ!」
無理やり喧嘩する流れに持っていったゴロ美
桐生さんの手首を掴んで外へ出るのでボーイに話をしてから後を追う
外へ出ると既に喧嘩は始まっており、ゴロ美はヒールを履いているのにも関わらず早い動きで足技を入れている
足あげたら下見えるんだけど!?…//
★☆★
次回でキャバ嬢編が終わります!
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作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時