検索窓
今日:38 hit、昨日:12 hit、合計:16,258 hit

伍拾捌 ページ15

貴方side


ゴロ美「桐生ちゃんも1度やってみたらどや?キャバの経営。きっと客ん時とは違う目線で楽しめると思うで」



桐生「むしろキャバ嬢をやりたい。ちょうど、今のあんたらみたいにな」



貴方「グッ…!ゲホゲホ」



急に爆弾発言するなぁ!!



酒でむせると死ぬ…!



まじにぃよりガタイいいし、真っ赤な口紅なんかしてたら…って!




桐生さんが女装して接客してる姿を想像してしまった…///



ゴロ美「ホンマか!?まさか桐生ちゃんがノッてくれるとは!色々やってみるもんやのう♪」



桐生「いや、別に女装がしたいわけじゃねぇ。つまり、接客をしてみるってことだ。男だから、ホストってことになるのか?」



貴方「ンッン゛なんだよ、俺の苦しかった時間返しやがれ!」



ゴロ美「それはお前が勝手にむせただけやろ」



今もまだ変なところに残っててしんどい思いしてんのに冷たいやつだなぁ



桐生「…俺はこれまで、自分が美味い酒を呑むことしか考えてこなかった。だが、相手にも気持ちよく酒を飲んでもらえたら、酒はもっと美味くなる」



ゴロ美「ほぉー。つまり、接客の仕事を通して酒の(たの)しみ方を磨こうってわけやな?桐生ちゃんらしいのう」



貴方「それだったらバーのマスターになるのも悪くないんじゃないか?」



ホストよりいいと思う



桐生「フッ、そうだな。まぁ何より仕事で酒が呑めるってのは悪くねぇ話だよな」



結構桐生さんて酒が好きなんだなー



ゴロ美「桐生ちゃんは、オンナおらんのか?」



唐突だな



桐生「おいおい、10年もムショに入ってたんだ。それに、今はそんなことを考える場合じゃない」



貴方「確かに俺らは全然だけど東城会(他の奴ら)は桐生さんを追ってるもんな」



ゴロ美「せっかく娑婆に出てきたんや。少しくらい遊んでも罰は当たらんと思うで?」



桐生「…一応、そのつもりでこの店に入ったんだがな」



ほんとは西田でしょ。まぁいいけど



ゴロ美「しゃあないのぉ。孤独な桐生ちゃんのため、ゴロ美ちゃんがひと肌脱いだろうやないか!」



桐生「そっちこそどうなんだ?兄さんには女はいないのか?」



どうなんだろ…



ゴロ美「兄さん? あらやだ桐生ちゃんったら。誰のことを言うてるのかしら?」



さっきまで男口調だったのに面倒な設定だ



桐生「…ひょっとして、ゴロ美はフリーなのか?」



ゴロ美「せやな。今なら狙い目やで♪アフターに誘ってみる?」



本人はどうなんだろうか

伍拾玖→←伍拾漆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:龍が如く , 真島吾朗 , 男装,ヤクザ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぷりん | 作成日時:2021年1月3日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。