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6-リク ページ8
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「リク！」
ソ「リク！」
銀髪で私たちとは違う緑色の瞳を持つ少年 リク
一つ年上ということもあって
私たちのお兄さん的存在として頼りにしている
リクからはこの島に起きた“ 出来事 ”
について教えてくれた
運動神経も良い上に頭も良く、
勉強は彼に教わっていた
ちなみにリクの私に対しての自己評価は
「バカだけど理解力はあるバカ」
そう言われたときの私は怒り、
自宅へ帰った
リ「しかも、真面目にイカダを作ってるのは俺だけだ」
ソラの上から丸太を落としながら言った
私は慌てて受けとるソラを見て少し笑った
リ「カイリとサツキも、一緒にさぼってたろ」
と少し怒った口調のリクに対し、
私とカイリは「バレたか」と照れながら言った
「じゃあ、皆でイカダ仕上げよ」
カ「向こうまで競争！」
二人でそう言うと少年二人はめんどくさそうに
「え〜？」
「何だよ それ＿＿」
と言うが、私とカイリはお構いなしに
「よーい ドン！！」と合図をかけた
ソラとリクは一度顔を合わせ、睨み合う
そして同時に立ち上がり、同時に走り出した
楽しそうに走っていく二人を見て
私とカイリも二人に続き走り出す
.
.
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今の“ 星 ”たちの現状を知らない私たちは
この先どうなってしまうのか
知るよしも無かった
.
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