7-カイリのお手伝い ページ9
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私、ソラ、カイリは
島の右端にある入り江に行ける扉の前にいた
カイリはソラに
「＿＿じゃあ、ソラは残りの材料集めてね」
とお願いした
カイリが言う材料は
丸太を2本、大きい布を1枚、ロープを1本
とのこと
どう考えてもソラが一人で運べる筈がない
そう思った私は「手伝うよ！」と言ったのだが、
それに対しソラは頬を膨らませた
ソ「俺一人で大丈夫だよ」
意地を張っているのか、
頬を膨らませたまま私たちの視線から外した
しかしカイリは
「そうだね サツキがいると安心するよ」と言った
「なら決まりだね！」
カイリの言い様に
元から私とソラに手伝ってもらおうと
思っていたようだ
するとソラは少し拗ねた後、
「わかった！行ってくる！」
そう言ってカイリがいる場所を後にした
ちなみに私が手伝うと言ったときに
ソラの顔が赤かったというのは
内緒にしておいた方が良さそうだ
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「よし！何から集めよっか？」
ソ「＿＿なんだっけ？」
「もう！丸太2本と大きな布とロープでしょ！」
「そうだった」
と言いながらソラは両手を組み、
頭の後ろに持ってくるとへへっと笑った
「＿＿いいよ、別に。後でリクに怒られるのはソラだから」
ソ「ご、ごめん！ちゃんと探す＿＿＿よ？」
＿＿＿？ なんで疑問形？
＿＿＿ていうか 今の間何！？
おかしく感じた私はソラの方を見てみると
何故か目を輝かせていた
「どうしたの？」
ソ「あった！」
そう言うとソラは少しの先の方へ走っていき、
大きな橋の下で立ち止まり、屈んだ
「何があったの？」
ソ「丸太！」
「カイリに渡してくるよ！」
ソラはタッタッタッと
カイリがいる所へ駆けて行った
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戻ってくると
私とソラは材料探しを再開した
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