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21-一筋の光 ページ24
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私とソラはあの謎の黒い生き物たちをかわし、
リクがいるパオプの木の近くまで
なんとか辿り着くことができた
ソ「リク！カイリと一緒じゃないのか！？ 」
「リク！カイリはどこ！？」
私とソラは訴えるように言うとリクは
小さな声で
リ「扉が……、開いたんだ」
ソ「リク？」
「！！」
＿＿＿なにか＿＿、嫌な感じがする
＿＿＿前にもこんなことがあったような、この感じ＿＿
リ「扉が開いたんだよ！ソラ！サツキ！俺たち、外の世界へ行けるんだぜ！」
ソ「何言ってんだよ！それよりカイリが＿＿＿＿」
リ「カイリも一緒さ」
そう言うとソラは言葉を飲み込んだ
リ「扉をくぐれば……、もう帰って来られないかもしれない。父さんや母さんには、二度と会えないかもしれない。でも、恐れていては何も始まらない。闇を恐れる事はないんだ！」
そう言うとリクは私たちに向け
右手をさしのべた
するとリクの足元に
黒い渦のようなものが出てきて
リクを呑み込んでいく
私とソラは懸命に手をのばすが
届かず、私たちは暗闇の中に堕ちた
.
.
.
と思いきや小さな光が私を
包み込みさっきの場所に戻っていた
そして私の隣には
鍵の形をした不思議な剣を
手にしていたソラがいた
.
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