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確かな変化 ページ9
それから、頭がボーっとして
授業や部活にも身が入らなかった。
頭の中はあの心地良い
痛みのことで一杯だった。
朝島君と一緒にいるとその痛みが
強くなるのが感じた。
彼と話す時、
彼と一緒に帰る時、
彼と一緒にランニングをする時、
気付いたら彼の姿を目で追いかける
自分がいた。
彼は良く笑う人だった。
彼の良く見せる、
嬉しそうにはにかむ姿に
胸があの痛みで満たされた。
しかも、私以外の女の子と
喋るところをあまり見かけない。
彼にあの笑顔をむけてもらえるのは
私だけなんだと思えて、
何故か少し嬉しくなった。
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作者名:ゆうな | 作成日時:2016年2月7日 18時