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A「まぁ、ざっとそんな感じですかね」
「空気、悪くなりましたね…ごめんなさい、ま、私は今の生活が楽しいんで、いいんですけどね!」
この空気を何とかしなければと、ヘラっと笑ってみせた
入「…今まで辛かったでしょう」
A「…へ」
そんな事言われたことなかった。。
入「誰にも言えなくて、辛かったでしょう?」
A「あ…う…」
やばい。涙が出てきそうだ。
入「もう大丈夫ですよ、Aには私も、理鶯も、左馬刻もいますか…」
A「そ!それ以上言ったら!!」
入「?」
あ。思ったより声出た。。。
銃兎さんは頭の上に?を浮かべていた
A「そ、それ以上言ったら、わ、私が…泣きます…」
銃兎さんは、一瞬、ん?みたいな顔をしたが、直ぐにふふっと笑って、
入「泣いたらいいじゃないですか、自分がスッキリするまで泣いたらどうです?」
あぁ。そんな優しい私なんかには勿体ない
気づいたら私はポロポロ涙を流していた。
A「う…じゅ、銃兎さん…」
入「あぁ…はいはい」
銃兎さんは私を優しく抱きしめて、背中をポンポンしてくれた
入「もう1人で抱えなくていいですよ、何かあったら皆がいます…名前は出したくないですけど、イケブクロの山田家だって、貴方の味方でしょう」
A「うん…ウエ」
銃兎さんは私が泣き止むまでずっと背中をポンポンしてくれた
ー
かれこれ1時間はたった
入「スッキリしましたか?」
A「はい…」
入「鼻声じゃないですか?ほら、ティッシュ」
A「あ、ありがどございまず」
泣きすぎて鼻が詰まった←
入「目も腫れましたね、今タオル冷やして持ってきますよ」
A「え…ほんとすびまへん」
入「鼻かみながら言わないでください」
銃兎さんはタオルを取りに洗面所へと向かった
…まじでお母さんだなぁ
「銃兎ママ」
突然脳内に浮かび上がった。
結構しっくりくるな
なんか、面白い
すると、丁度銃兎さんが戻ってきた
A「あ、ママ…」
入「…は?」
A「あ!や!違います!別に銃兎さんママみたいだなとか思ってないんで!」
やばい口走ってしまった
入「ふふ、いいですよ、貴方の親代わりもまぁ、悪くは無いですからね」
ねぇ、銃兎さん、どこまでやさしいんですかあなたは…
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カナカナ - すごくよかったです! (2019年8月3日 0時) (レス) id: ae1a13141c (このIDを非表示/違反報告)
kazumi(プロフ) - とても面白かったです!大変だと思いますが頑張ってください!いつまでも応援してます! (2019年4月23日 17時) (レス) id: ca051315e0 (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - すごく面白いです!! (2019年4月4日 17時) (レス) id: 60d5fcb14e (このIDを非表示/違反報告)
はるぴす - 面白いです!更新頑張って下さい!これからも応援してます! (2019年3月17日 13時) (レス) id: 023f1cf124 (このIDを非表示/違反報告)
yuumi130503(プロフ) - 未来さん» すみません!間違えて打ってました!直しました!ご指摘ありがとうございます( . .)" (2019年2月4日 1時) (レス) id: 1d11a4ed62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:#うみまん | 作成日時:2019年1月15日 2時