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「続いてのニュースです。喰種が相次いで○体で発見される事件が起きています。警察はCCGと協力し、事件の真相について調べています」
あれから2週間。
私は毎日のように喰種を漁っては赫包を食べ、捨て、を繰り返していた
安室「随分と残虐ですね。。Aも、子供とはいえ喰種だから、気をつけてくださいよ。」
『う、うん』
安室さんの純粋に心配そうに言ってくれる言葉、目を見ると胸が痛くなる
これが本当に強くなるための方法で良いのだろうか
でも、こうでもしないと強くなれない
こうでもしないと…
自分の幸せは自分が守らないといけないから
安室「まだ体調わるいんですか?」
『え?あ、いや、大丈夫だよ、大丈夫』
安室さんだって、いつ襲われるかわかんないんだよ、
私が守れなかったら、、
安室「そんな暗い顔してたら、いつまでも楽しくないでしょ、」
『わっ』
急に安室さんに撫でられた
安室「Aはひとりで溜め込みすぎ。少しは、僕にも話してくれませんかね」
「一応、親戚という形で家族ごっこしてるんですから」
そう言うと安室さんは笑った
『ごっこ…ねぇ。』
安室「本当の家族になりますか?」
『絶ッ対に嫌』
安室「素直じゃないなぁ。僕は本当の家族と思ってるけどね」
『はぁ!?』
なんでこうも私の気持ちをかき乱すんだよこの人はァ!
『あーもう!なんかすっげー今振り回された気がする!馬鹿が!!』
安室「馬鹿なのはそっちでしょう」
『うるさーい!!!!!』
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時