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エト「バーボンはさ、Aのこと、知ってるんだよね。本当のこと。」
バーボン「さぁ、なんの話でしょうか。」
エト「おかしいな、私は間違えるはずがないよ、Aの匂い。」
バーボン「何を根拠に言うんですかね」
エト「間違えるわけがないよ、だって私は。Aの姉だから。」
バーボン「Aの…姉、?」
エト「その顔は知らなかったな?Aは、私の大事な大事な、妹なんだ。昔から好奇心旺盛、正義感が強くて、アオギリでもずっとみんなを支えてくれてた」
バーボン「じゃあ。。じゃあなぜAの命を、姉であるお前が組織包みで狙うんだ!」
エト「そんな怒らないで、他に聞こえたら厄介になる。この際だから教えようか。私たちは、特別命を狙ったわけじゃないよ。多少強引ながらも、Aをここに戻したいと思った。ここの方が、Aに合ってるって思ったから。多分、タタラさんも同じ考えなんじゃないかな。」
エト「Aはね、1度やると決めたらひとりで詰めちゃう子だから、多少なりとも強引に連れてかないと、、なんて思っちゃったんだ。」
バーボン「…だからといってAが嫌がることをするのか、アオギリは。」
エト「それは、違うよ、」
アヤト「いたいた。。もういーだろ。Aが元気でいりゃー。」
バーボン「ラビット。。」
アヤト「メンドクセーよ抜けたヤツいちいち追っかけんの。やること他にあんだろ。戻りたきゃ勝手に戻ってくんだよアイツは。そういう奴だろAは。」
エト「それも、そうだね。
…というわけでバーボン、いや、降谷零?いや、安室透?これからも、Aをよろしく。
この話は終わり!さ、仕事に戻るよー。」
そう言って、エトは人間らしい笑顔を向けて、部屋から出た。
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時