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『ただいまー』
帰ったが誰もいない
時刻は18:00。
今日遅いのかな
『早く渡したいな〜』
と私は綺麗な箱に入った万年筆を見ていた
安室さんなんて反応してくれるかな
なんて待っていると
安室「ただいま」
安室さんの声が聞こえた
『あ!安室さん!』
安室「おや、随分と元気ですね。何かいい事でもあったんですか」
『あったんだなぁそれが』
フフんと笑うと、安室さんはニコッと笑って
安室「赤井秀一と遊んだことが、そんなに楽しかったんですね」
と言った
『え。や。えっと、私が会ったのは沖矢昴さんだよ?』
安室「安心してください。彼が赤井秀一なのは知ってますから」
『あ、あ。そう。。じゃあいいや…』
安室「で。赤井とどこで何をしていたのか、教えてください」
『…これ、買いに行ったの。安室さんにプレゼント』
私は、万年筆の箱を安室さんに渡した。
安室「僕に?」
『そ。、なんて言うの?その、いつも…その…ありがとうというか…なんというか…
普段人にプレゼント買うとかしないから、わかんなかったの!みんな学校だし、ダメ元で頼んだら赤井さん空いてたから…てか、別に私が赤井さんと出かけようと良くね!?』
すると安室さんはびっくりした様子だったが、すぐに笑って、
安室「ありがとう、A、今開けてもいいですか?」
と言った
『好きにすれば…』
安室「中は…万年筆ですか、嬉しいですね。これAが選んだの?」
『うん、』
すると安室さんは「明日から使わせてもらいますね」と、仕事用のリュックにしまっていた
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安室「A、そろそろ寝るよ」
『うーん…』
安室「そんなとこで寝たら明日の朝、腰痛くなりますよ」
分かってはいる…だが眠気に勝るものはない…
あーだのいーだの唸っていると、安室さんは「まったく…」と言って、私を引きずりベッドに投げた(扱い)
『んー。。。』
これで寝れると思い、私は意識をふにゃっとさせた瞬間だった
安室「おやすみ、A。」
との声と同時に、私は安室さんに優しく抱きしめられた
『ん…』
一瞬でびっくりしたものの、眠過ぎてそれどころじゃなく、私はとりあえず適当に返事をしてそのまま眠りについた。
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時