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居間に戻り、私は端っこの椅子に座った
もちろん隣は安室さん…
と言いたいとこだが
『なんであんただよ、リクさん。』
リク「ま、いいじゃん?」
良くねーよと思いながらも私は『ははは』とだけ笑った
そもそも中一にそんなキザっぽくしても引かれるだけだっつーのやめとけ
あれじゃあ安室さんはどこに…
エリナ「へぇ、喫茶店で、今度伺ってもよろしいですか?」
安室「是非、いらしてください」
へぇ。。。。
なにさ初対面の女の人と仲良くやっちゃって。
なんて思っていると急に頭を撫でられた
『ワワッ』
リク「何その反応、かーわいい、もしかして、彼氏とかいたことないの?」
『ち、中一だから…いるわけ…』
リク「あー、そっか」
ずっと頭を撫でられ、安室さんに助けの視線を送ったが安室さんは気づいていない
仕方ない
コナンに目を向けると、すぐに気づき
コナン「僕、喰種のお話聞きたーい」
と小学生ごっこを始めた
リク「お、何、お前喰種好きなのか?」
コナン「うん!」
エリナ「そしたら、せっかくだし喰種の話しましょうか」
ーーーーーーーー
こ…この人たちの知識すげえ。。。
ヒデキ「今たしかCCGの方でクインケを体内に入れようとしてるとか」
シンゴ「あぁ、噂になっているよな。それは、いいものなのかね」
コウキ「体内にクインケ…それってつまり、赫子を中に入れるようなもんだろ」
…知らない情報ばっっか言ってくる
私が喰種だし、私がいちばん知ってて当然と思っていたが……
んな事無かったわ。。。
圧巻され、ポカーンとしていると、
リク「あれ、もしかしてA喰種苦手?」
と聞いてきた
『え?あ、いやまぁ、怖いのは…へへ…』
リク「そうなんだ、でも大丈夫。何かあったら俺が守るから、ね?」
『あぁ、はは、どうも…』
ごめんよ多分体力私の方があるよ
なんて思いながらも、一応感謝の意を示し、私は安室さんの方を見た
なんだ。エリナさんと仲良くしちゃって。
別にヤキモチとかではないけど?違うけども?
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時