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安室「だいぶ上手くなりましたね」
『どっかの誰かさんが文句しか言わないからね』
安室「傷開かせるような手当はさすがにね…もう泣かないで下さいよ」
『泣いてないよ…泣いてない…』
安室「目、潤んでますよ」
『ゴミ入っただけ』
安室「そうですか」
安室さんの傷は転んだとか撃たれたじゃない
どう見ても、喰種に擦られた跡。
『もう組織のは、無いの、』
安室「ありますよ。」
『そう、。』
安室「心配ですか」
『ちょっとだけ。』
そう言うと安室さんはニコッと笑った
安室「僕はまだまだタヒねませんよ?Aがいるからね」
『あっそ。。。』
安室「大丈夫ですよ。A」
と頭を撫でられた
『うん』
ふいっとそっぽを向くと突然、電話が鳴った
『もしもし、蘭さん??』
電話の主は蘭さんだった
蘭「Aちゃん?急なんだけど、明日から3日間、空いてたりするかな?私のお友達が別荘に招待してくれて…来ない?良かったら安室さんも一緒にどうかな?」
『あ、むろさんも?…ねー、安室さん、明日から3日間空いてるの?』
安室「空いてますよ」
『蘭さん!行きまーす!』
蘭「わかった!そしたら、連絡しておくね!」
『ありがとうございます!楽しみです〜!』
蘭「いいえ〜、急にごめんね??」
『私は全然!そしたら、私たち明日そっちに1回向かうので、合流しても良いですか?』
蘭「大丈夫よ!そうしてくれた方が私もありがたいかな、時間は…朝の10時でも良いかな?」
『了解です!じゃ、よろしくお願いします!』
蘭「急にごめんね、ありがとうね!」
と電話は終わった
安室「蘭さんですか?」
『安室さん!明日から3日間お出かけ!!』
安室「はぁ?」
『準備しよ!準備!…あ、怪我大丈夫』
安室「その心配は電話の時にしてくださいよ…仕方ないです。僕も行きますよ。Aが楽しそうならそれでいいですよ。」
呆れながらも笑って準備を手伝ってくれる安室さん
安室「寝坊しないでくださいね」
『しねーよ!』
はぁ、楽しみだなぁ
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時