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目を覚ますと見たことある天井だった



あれ家??



起き上がってみた。




気を失う前よりは体は軽い。



そしてふらつきも無い




立ち上がると、多少めまいはしたが歩ける




そーっと部屋を出ると、見覚えのある景色



よかった、安室さん家だ




安室さんいるかな




と思い歩くと




「公園のベンチでぶっ倒れてた病人がなにウロウロしてんですか」




『あ、安室さん、オハヨウゴザイマス』




後ろには恐怖オーラ全開の安室さん





『てか、仕事は?』




安室「んなもん休んだに決まってるでしょ。。高熱で深夜ぶっ倒れてた人放っておくほどの人間じゃないし。。」




『てか、何時?今。。あと、私何でいるの?』




安室「昼の12時。昨日あまりにも遅いから外に出たらすぐそこの公園で倒れてたんですよ。びっくりしたけどね、流石に。まだなにか言い訳ありますか」





『もう無い…』




うわー私何時間寝てんだよな昼の12時て





安室「A、ちょっと頭貸して」





『ん…』




すると安室さんは私のおでこを優しく触った




冷たッ!?!?




安室「夜よりはマシだけど…まだ高いね」



そう言うと安室さんは「ほら、寝ててください」と背中を押した




『…やだ。』



安室「やだって…こういう時だけ子供のわがままですか」




『だって…』



寂しい。体調が悪いからなのか、それとも、シンプルに甘えたいのか



でも甘え方とか知らないし、





その先なんて言えばいいのか分からず、私はただモゴモゴとしていた




安室「全く…分かりましたよ、じゃあ、そこのソファで寝ててください」




『うん』



ベッドから毛布を引きずり出し、私はソファに横になった




カチャカチャと作業をする安室さんを見守りながら、私はまた眠くなってきた




家だからいいや…




私はそのまままた目を瞑った

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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時

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