65 ページ16
『え、体を元に戻す?』
哀「そう。興味があるなら飲んでみる?」
コナン「飲まねーなら俺が…」
哀「貴方はダメ」
『元に…』
哀「まぁ、結構苦しいけど。」
『え、苦しいの…?』
哀「そりゃあそうよ。骨格が変形するんだから」
そういうと哀ちゃんはスンとした顔でパソコンに向き合った
哀「飲むも飲まないも貴方の自由よ。その分、リスクは高いけど。」
『リスク…ねぇ。』
私的には…
『元に戻ればハイリスクすぎるからな…今回はパスかな?』
そう言って私は薬のケースを哀ちゃんに返した
『もう痛いのは嫌だし』
コナン「じゃあ俺が…」
哀「絶ッ対にダメ」
『はは…君ら本当面白いね』
博士「よーし出来たぞ、Aくん、君に作った装置じゃ」
『私に、?』
博士「あぁ、名付けて、「RCコントローラー」じゃ!」
『RCコントローラー、、?』
哀「あなた、赫者化しようとしてRC細胞値を上げたのはいいけど。。コントロールが効かない様じゃどうしようも無いじゃない。だから博士に頼んだのよ。
無駄に荒らされても困るだけだしね」
『私の事心配してるのかな?可愛いなぁ哀ちゃんは』
哀「違うわよ勘違いしないで」
博士「まぁまぁ、とりあえず、これを付けておるとRC値はコントロールできるわい。手首か足首に巻くと効果的じゃ」
コナン「ま、喰種バレしねーためにも良いんじゃねーの」
『確かにね、、ありがとう、博士』
博士「ハッハッ、こんなもん、ワシにかかれば朝飯前だわい!」
コナン「あんまおだてねー方がいいぞ、すぐ調子乗るから」
と、私はRCコントローラーを足首に巻いた
うん、意外と見た目も良い
これで暴走は防げるって訳か
すると、哀ちゃんが飲み物を持ってきてくれた
私には激甘のミルクコーヒー
『ブラックの方が体調的にもよろしいんですが』
哀「いいから」
そう言うと哀ちゃんは私の前にミルクコーヒーを置いた
強くなることばかりを考えている私に、少しでも体調悪くなって人間らしくして欲しいということか?
そうなのか?
そうなのね?哀ちゃん?
『んもぅ、仕方ないなぁ!!』
コナン「なーにデレてんだ、気持ちわり」
『アンタに関係ないから。ねー、哀ちゃん』
哀「わたし?」
『ま、いーからいーから、ありがとう』
そう言って私は激甘ミルクコーヒーに口をつけた
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時