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『うざいうざいウザイ!!!!!お前みたいなメンヘラ、いつまでも嫌われるよ!!!!』
人々が「シルバー」と口を出す
現場は騒然。
そりゃあそう。
20代くらいの女性と報じられていたシルバー
中一のガキになって再登場なんだから。
『いっけぇぇぇ!!!!!』
赫弾を浴びせ、金木の赫子を根元から削ぐ
ふらついた金木をそのまま蹴り上げ、鱗赫で思い切り叩きつけた
「カハッッッ」と声と同時に、金木の赫子が薄くなった。
金木を抱えると、私はそのまま裏の方へ逃げた。
近くの安全そうな場所に金木を寝かせ、私は再び安室さんを探した
瞬間だった
『ウッ…』
頭がズキズキと重い
なにやら肩甲骨あたりがモゾモゾする。
嘘…
コントロールが効かない
『ア…ア…』
意志と反して肩甲骨から羽赫が綺麗に生える
『やめ…今じゃ…あァァァァ!!!!!!!』
赫子は暴走を辞めない。
さらに鱗赫が私の体を覆う
『辞め…やめ…助け…誰か…』
怖い苦しい怖い誰か苦しい怖い
『助けて…誰か…助けて…』
そのまま私は意識を手放した。
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作者名:うみちゃん | 作成日時:2024年2月5日 21時