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おそ松side
お｢馬鹿だよなぁ俺。Aがこうなってから。初めてだよ。高校生の頃のAを思い出した。
Aが帰ってきてから、思い出すAは全部、最近のAだった。
俺、すげー嫉妬してたのかも。都心に行って、楽しく過ごしてるAを想像したら、俺のこと、忘れてそうで
でも、違ったんだよな。Aずっと俺を忘れてなかったんだよな…｣
Aの手を握りながら、こうやって、思い出話、昨日あったこと、色々な話をして、今日で10日目。
昨日よりも包帯が減って、体の傷だけは治ってきている。
コンコン
トト｢こんにちは…あ、おそ松くん、また今日もいるの？｣
お｢うん｣
トト｢Aちゃん、早く目覚めてくれないとおそ松くん、寂しさで頭おかしくなりそう…もうおかしいか｣
お｢酷くない！？｣
トト｢酷いのはそっちでしょうが！｣
Aがこうなった日の夜。
トド松、十四松、一松からAの話を全部聞いた
ト｢ごめん。、話すのが遅くなって。。おそ松兄さん。｣
十｢Aちゃんは、おそ松兄さんのこと、ずっと好きで、忘れたことなんてなかったよ｣
一｢もっと早く言うべきだった。｣
泣きそうな顔で喋る三人
お｢大丈夫、今はAが起きるのを待とう？な？｣
そう言って笑ってなんとか3人を落ち着かせた
お｢Aは、起きたら許してくれるかな｣
トト｢許すわけないでしょ｣
お｢え｣
トト｢許されないで殴られて欲しい｣
お｢え｣
トト｢まぁ、Aちゃんは殴るなんてことできないと思うから、私がやってあげるからね〜、Aちゃん｣
お｢トト子ちゃんのボディブロー怖いんだけど｣
そう言った瞬間だった
Aの指先が少し動いた
気がした
お｢…A？｣
トト｢どうしたの？｣
お｢いや、A今手が…｣
トト｢あ…Aちゃん！！｣
Aを見ると、うっすらながらにも目を開けている姿が見えた
お｢A！俺だよ、おそ松だよ、｣
ぽやーっとしていだけど、瞬きをしてくれた
お｢良かった…A…良かった…｣
トト｢私、先生呼んでくるね！｣
ずっと言いたかった、言えなかった
お｢ごめんね…A…もう…1人にしないから…｣
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作者名：うみちゃん | 作成日時：2023年12月13日 1時
