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まふまふside
Aちゃんから離れて、パーティーでは毎年
恒例となってしまったミニライブの用意をする
僕らにマイクが手渡されると
クリスマスの季節によく聞く
民謡のようなメロディーが流れだした
そらるさんが先に歌って、その後に僕が歌う
これがほとんど。
使用人のために始めたこのパーティーと、ミニライブのつもりだったのに。自分達でも結構楽しんでしまっている
Aちゃんはキラキラとした目で見ていた
その姿は可愛くて、さらにやる気が湧いてくる
今まで連れてきた悪い子たちは、僕らがしたことに対してこんな反応をしてくれたことがない。怖がったり、渡したものを床に投げつけて「こんなものいらない」って言ったり。
あぁ、僕はこの反応を望んでいたんだ。
僕らがしたことで、人を笑顔にしたかったんだ
認めてほしかったんだ__
僕らがしたことで笑顔を生み出せることを教えてくれたAちゃんはとても優しいんだ
これが、僕らが知りたがっていた__誰も教えてくれなかった物なんだ
と考えていた時。
大きな音が会場に響き渡った
使用人の叫び声と、ガラスの割れる音
Aちゃんが心配になり
そらるさんと共にAちゃんの元へ走る
そこにはうらさかがいた
yourside
うら「あーぁ、もう来ちゃったか」
そら「うらさか、そいつから離れろ」
まふ「今年はしつこいなぁ…いつもなら初日で無理だったら諦めて帰るのに」
坂田「えー、やだ。Aちゃんが嫌がっても僕が離してあげない」
私は、坂田さん…さかたんの
腕の中に閉じ込められた。
背中から感じるさかたんの鼓動が速い
うら「まぁ、俺たちがこの子に執着する理由が出来ちゃったからなー…というわけだから手放す気はない」
そら「だったら力ずくで離れてもらう」
冷たい表情でさかたんに近づくそらるさんに
それを見守っているまふまふさん
まふ「そらるさん、その子に怪我させないように気を付けて下さいね」
うら「そらるさ〜ん、俺ケンカは嫌なんだけど?
あ、そうだ。ちょっとAちゃんには寝ててもらおうかな。今からすごい大事なこと話すからさ」
浦田さんは私の頭に手を当てた
そして私は意識を手放した
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なんか投稿頻度落ちちゃってすみません。
これでも作者が受験生なもので…
年内に終わらせたかったけれど(親、弟が『勉強しろ、勉強しろ』とうるさいので)無理かもしれません、本当にすみません
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しろせ(プロフ) - 鏡音廃さん» ごめんなさい!うち間違えしてたみたいです……正しくは、2,3回です…修正しました、教えてくださってありがとうございました (2019年3月21日 22時) (レス) id: 831c702e05 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音廃 - あの、16ページの2〜3年でクリアできるっていうの、4年周期でブラックサンタがくる(?)っていう設定と矛盾していませんか?チャンスは4年に一度しか無い筈なのに何故2〜3年でクリアできるのですか?生憎ですが僕には其れを理解できる程の知能が無いのです…説明頼みます (2019年3月21日 22時) (レス) id: 73d0051162 (このIDを非表示/違反報告)
aoiook(プロフ) - 読んでて楽しいです!!、!!!!!!受験勉強頑張ってください!!!!!!! (2019年1月6日 18時) (レス) id: 219a972b4a (このIDを非表示/違反報告)
ほしうさぎ - 楽しく読ませていただいてます!更新頑張ってください!!お勉強めんどくさいですよね!!! (2019年1月6日 9時) (レス) id: 507f4d2ce3 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます! (2018年12月26日 23時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろせ | 作成日時:2018年12月21日 19時