story23 相談 ページ24
【Aside】
何をしよう。取り敢えず、協力な下剤でもマヨネーズに混ぜるか。そう思った私は、食堂へ向かうために廊下を猛ダッシュしていた。
「オイ!A、仕事はどーした?」
うわ。今マヨラーかよ。下剤どーしよ。
「なんだよ?仕事をこの私がやると思う?全部山崎の机にあるぞ。」
事実を淡々と、伝え逃げようとする。この時下剤はポケットである。大体タバスコが、入ってるから騙されてる。
「そーか。お前がやると思った俺がバカだった。それより、ちょっと話がある。この後やること終わったら俺の部屋に来てくれるか?」
お?土方が自分がバカだということを認めたな。俺がバカだった。の部分だけ録音済だ。
「なんだ?夜の誘いなら断るが。」
「ちげーわ!!まぁ、あれだ。相談的なやつだ。」
私の冗談に、本気で突っ込んで来やがる。ウゼー。
「相談なんて私には向いてないぞ。あれだ。総悟はきっと、相談に乗ってくれるぞ。」
私は、そう言って玄関に向かって歩き出した。後ろから、どこ行くんだ!とか聞こえてるけど、気にしない。
「どーも、Aでーす。今すぐ開けないと爆発しまーす。はい、ドーン。」
私は、万事屋の玄関前でバズーカを構える。
「はい!ちょっとAさん。待ってください!この前直したばっかなんで!」
新八君。ごめんね。もう壊れるぞ。なんせ、バズーカじゃなくて、刀で斬ったからな。早いぞ。
というやり取りをしつつ、万事屋に上がる。
だらだらとソファにねっころがって寝ようとする。
「A!いつ来てたアルか?」
と、私の上にのって言う少女。目は輝いている。
「神楽、苦しい。今さっき来たばっかりだから。ちゃんと今回は依頼持って来た。」
ヒラヒラと茶封筒を振る。前回は依頼持って来なくて追い出された気がする。気のせいか?
そして、茶封筒に飛び付く銀髪。ガサガサ中身を確認しているが、ざまーみろ。ソレはただの新聞紙だ。
「神楽ー。メガネー。依頼料だ。」
と言って本当のお金が入った方を渡す。新八君は、遠慮してるけど関係ないんで。これで、旦那を苛められる。
「で、依頼ですけど。まぁ、相談の相談ですね。」
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作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai
作成日時:2018年2月5日 13時