検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:47,030 hit

story20 転海屋 ページ21

【土方side】

「惚れた男には、幸せになって欲しいだけだ。」
とかわざわざ俺に向かっていった。A。何でだ?つーか誰だ?惚れた奴。気になってしょうがねェ。こいつが、恋愛するとか想像も出来ねェ。剣と辛いもの位だろ。こいつが好きなのは。

「撃てェェェェ!!」
転海屋の合図で、俺に銃弾が発射された。状況は、こちらが圧倒的に不利だ。さて、どうするか。この時、俺の頭の中にAの言葉はなかった。
「真選組だァァ!!」
来ちまいやがった。山崎が言ったのか。俺は、薄く笑みを浮かべた。その時、走り出そうとしていた車が、目に入る。俺は、無我夢中で追いかけた。爆発で、ジャケットがとぶのも気にせずに。

車に追いつき、転海屋の肩に上から刀を刺した。不敵な笑みを浮かべて。転海屋の命令により、俺に車から銃口を向けた奴が、バカンと音をたてて倒れた。
「てっ てめェ!!」
殴ったのは、万事屋だった。そして、ソイツは、懐から出した激辛せんべいを投げて来た。
「安心しな。せんべい買いに来ただけさ。てめーらで届けてやりな。──その方があいつも喜ぶだろ。」
そう言いながら、タイヤに木刀を刺していた。前を向くと、沖田姉弟が立っていた。状況を、理解して、俺も、タイヤに刀を刺した。少しずつ、減速していく車。沖田姉弟の前にいったところで、車は真っ二つに斬れた。その時の二人の顔は、悲しそうに見えた。

story21 謝罪→←story19 惚れた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
53人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きなこ | 作者ホームページ:https://twitter.com/Kinako_uranai  
作成日時:2018年2月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。