第12話 進行無き一日『後編』 ページ12
斎藤さんは謙信さんと景勝と楽しい話をしていた。
斎「関ヶ原って言うのは、西軍と東軍に別れて戦った戦だ。」
謙「西軍の総大将は誰だった?」
斎「石田三成だ。東軍は、徳川家康公だな。」
勝「西軍の武将は誰が居たの?」
底で土方さんが、やって来た。
土「ん?お前ら、底で何を話しているんだ?」
斎「副長、謙信さん達と俺達の世界の話をしてました。」
土「関ヶ原の戦いの話をしていたのか?………俺も付き合うぜ。
確か、西軍の武将は誰がって言う話していたな。石田三成、島左近、真田幸村、直江兼続、大谷吉続だったか?俺達が居た世界の直江兼続は石田三成と真田幸村と中が良かった話だがな。」
謙「そうだったか。お前達の世界の直江兼続は石田三成と真田幸村と中が良かったのか。東軍は?」
土「東軍は、徳川家康、服部半蔵、本多忠勝、真田信之等だったか?俺達の世界の真田信之は東軍で弟の真田幸村と戦ったな。」
勝「そうだったんだ。でも僕達の世界では徳川家康はまだ存在してないけどね。」
斎「確か、月下族だったか?人狼と吸血鬼、鬼が居ると聞いたが?」
謙「月下族の中で一番数少ないのは、鬼の毛利軍だ。鬼は、私達人狼と吸血鬼との力が違う。」
斎「そうだったか。俺達が居た世界の歴史と神牙の歴史は違うのだな。」
勝「うん。僕達の世界は、別れているから。混乱するのは当たり前だよ。」
土「少しだけ混乱しているが、大体分かった。」
謙「此方の世界とそちらの世界の話で盛り上がったな。」
斎「ああ。知らぬ事も知ることは必要だからな。」
そう話している時だった。
兼「謙信様!大変です!厄魔が領内に現れました!」
謙「分かった。直ぐに向かう!お前達も準備しろ!」
兼、勝「承知。」
斎「俺も付き合おう。」
斎藤さん達は厄魔退治するのだった。続く。
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作者名:yuuki | 作成日時:2018年1月16日 20時