48*side.姉(過去) ページ9
凛希「楽しかったね!良いものも買えたし!」
凛花「そうだね。もういい時間だし、帰ろうか?」
凛希「うん!……あ、その前にごめん!トイレ行ってくるね!ここで待ってて!」
凛花「了解。なるべく早くね〜」
凛希がトイレから帰ってくるまで、何しよ……
ふと、横を見ると、十兄がくれたものに似てる、色違いのものが売ってあった。
私たちの街にも同じ店があったし、そこで買ったのかな……?
ここ、結構好みのものいっぱいあるし、帰ったら行こ。
心の中でそう決めた瞬間、室内で、暗くなることなんてないはずなのに、私の周りが暗くなった
急いで後ろを振り向くと、見たことない男数人に囲まれていた
凛花「……誰?」
男1「ここでは目立つ。向こうまで一緒に来い」
凛花「そう言われて易々とついていくとでも?」
男2「別に来なくてもいい。貴様の妹がどうなってもいいのなら」
……は?
いま、こいつら、なんて言った……?
男3「今頃俺らの仲間が……お、いるじゃねぇか。見えるか?あの角にいるやつ。抱えてんのは誰だろうなぁ」
男に促されるまま角の方を見ると、凛希に似た人を抱えたやつが立っていた
凛希が……
凛花「チッ……。行けばいいんでしょう?行くから変わりに凛希は離して」
男3「それはお前の態度によるかなぁ?」
こいつら、一言一言がムカつく……
とりあえず、ついて行こう
凛花「は……?凛希いないじゃない!騙したの?!」
男3「誰もお前の妹と確定させてねえよ。まぁ、2人とも行く場所は同じなんだ。先に眠っておいてくれよ?」
こいつらのあとの企みに気づいて、避けようと思っても、ただでさえ端の方の狭いところ。
囲まれていた私は、ただただ殴られて、気絶してしまった。
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名無し子さん - 双子可愛い (2022年8月8日 14時) (レス) id: 9fdd05528b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 未来のみらいさん» ありがとうございます!更新停止中でごめんなさい!そう言ってくださると力になります! (2019年9月1日 18時) (レス) id: 8bef00fd23 (このIDを非表示/違反報告)
未来のみらい - 最新停止残念だけど面白かったです (2019年8月30日 18時) (レス) id: a08dfe79ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 露都さん» ありがとうございます!! (2019年4月13日 15時) (レス) id: 8bef00fd23 (このIDを非表示/違反報告)
露都 - ちょっとモヤモヤするけど好きです。頑張ってくださいね (2019年4月6日 11時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーか | 作成日時:2019年3月12日 14時