六つ子の兄たちと、六つ子の妹たちは喧嘩しています (ページ10)

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8 授業風景（弟松の場合）ページ10

3-B

side.トド松

トド「これから、2時間目の理科をはじめまーす。れーい。」

生徒「お願いします。」

先生「それじゃあ今日は前と同じで、○○についてやるぞー。」

～20分後～

先生「□□のことを△△というぞ。…ん？松野一松～。起きろー。」

また寝てるよ。一松兄さん。

一「zzz…」

ていうか、この流れ、また僕らが起こすのかな。

先生「………。松野十四松、松野トド松。起こしてくれ。」

で、す、よ、ねぇ！

トド「…はーい。一松兄さん、起きて。おーきーてー。」

一「zzz」

全然起きないじゃん！どんだけ眠いの！

トド「はぁ。十四松兄さん。起こして。お願い」

十四「りょーかいっす！スゥーッ
いーちーまーつーにーさーんー！！！！
おーーきーーてーー！！！！」

…。うん。ちょっとうるさいかな？

side.一松

ビクッ！

寝ていたら、十四松の凄い大声で起こされた。

一「な、なんだよ…。」

十四「先生に！起こしてって言われたから、起こしました！」

一「……。十四松。起こす時はもうちょい静かに起こして…。耳痛い。」

まだキーンってしてる…。いてぇ。

トド「じゃあ言ったらすぐ起きるか、始めから起きててよ。」

一「…わかったよ…。」

先生「松野十四松、もうちょっと静かに言ってくれないか？先生も生徒たちも耳が痛いぞ。」

十四「わかったー！」

先生「"わかりました"な。よし、松野一松。□□のことを何というか、言ってみろ。」

はっ？今さっきまで寝てたやつに聞く？普通。

一「はっ？しらねぇし…。」

～25分後～

キーンコーンカーンコーン

先生「じゃあ今日はここまで。号令頼む。」

トド「これで2時間目の理科を終わりまーす。れーい。」

生徒「ありがとうございました。」