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Trajectory 51 ページ6

あなた side


「足で踏んで、コシが出るようにね」

目が覚めて元気になった私は、すぐに行事に参加した
今はうどん作り中

目が覚めた時、何故か嬉しそうなアルと、何か真剣に考え事をしていた征くんがいた
・・征くん


『・・・』

チラッと彼の方を見ると、バチッと目線が会う
その事に思わずすぐに目をそらす
・・悪い事しちゃったかな、と思い、もう一度見ると、まだ私を見ていた


『あ……ぁぅ…』

結局恥ずかしくなってまた背ける
ずっと…?私を見てる
きっと、さっきの気絶の理由がわからないから、心配しているだけなんだろうな
じゃあ元気って事を証明すればいいんだ!!なんて思いながら、うどんの麺を踏む









赤司 side


心配しているから見ている…大方Aはそう考えているのだろう
残念だけど、ハズレ
ねぇA……


「あ……ぁぅ…」

俺の方を見て顔を赤くするのは何故?
期待しても…いい?


『─────好きだよ』

誰にも聞こえないよう、小さな声でそう呟く

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作者名:優飛 | 作成日時:2016年5月22日 13時

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