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Aside
そして、あれから、数年の月日が流れる。あの事件から、アクアは、変わってしまった。何かをずっと追い求めるように、何かを背負い込んでいるように、なってしまった。
『アクア・・・』
「兄さん、ルビーを止めてくれよ。あいつ、アイドルになるとか言うんだから。」
『なんで?別にいいと思うけど私は。』
「でも、アイみたいな目にあいつが遭うかもしれないんだぞ?」
『でも・・・』
「アクア、てめぇ、過保護が過ぎるんじゃねぇの?わざと、ルビーが受けたオーディション不採用にしたりとかよォ。過保護が過ぎるぞいい加減。」
『え?』
オーディション、アクアが裏で手を回していたの?
「とりあえず、俺はルビーをアイドルになんかさせたくねぇ」
「は?別にどうしようか、彼奴の勝手だろ?」
『そうだね』
私は、私は・・・・・・。
『私は、別にルビーの好きに生きたらいいと思う。ねぇ、ルビー?』
「え?」
「いやぁ、アクアがルビーに対して過保護だなぁって」
「お兄ちゃんがシスコンなだけでしょ。」
そんなこんなで、物語は進んでいく。
あの時、お母さんが死んだ時に、終わったと思った物語。
だけど、これからは、“私達”の物語が始まっていくんだ。
〜end〜
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朝比奈誠@斎藤一推し(プロフ) - 有栖 月華さん» ありがとうございます!がんばります! (6月25日 20時) (レス) @page14 id: 44e696c465 (このIDを非表示/違反報告)
有栖 月華 - すごく続きが楽しみです!更新頑張ってください! (6月23日 11時) (レス) @page13 id: 32c6fabc5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜紅葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年6月20日 17時