【文スト×東方project】博麗の巫女の娘。その父親は武装探偵社社員のあの人で＿＿＿＿＿ (ページ7)

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父親ページ7

「あ、あの、それなら、父親探し、手伝いましょうか？」

と、中島さんは云ってくれた。私は少し嬉しかった。だけど、お父さんがなんて名乗ってるかを私は知らないため少し困惑してしまう。まぁでも、旧姓の可能性が高いだろう。

『い、いいんですか？』

「はい！」

『あ、ありがとうございます』

それに、早く戻らないと困るのは私とお母さんだ。

『･･･とりあえず、探しに行く前に連絡だけ取ってみますね』

そして、電話をかける。だが、出なかった。

『･･･如何せ、また何処かフラフラしてるんだろうなぁ』

ため息をこぼした。そして、仕方ない･･･そう思い、

『探しに行きましょうか。あ、あと、父親の姓の方で名乗っておくと、“太宰”秋月です。』

と、ニコリと微笑む。そしたら、

「ええええ！？」

と、中島さんが思わず叫んでしまった。･･･無理もない。といっても、私は5だし行けなくもないんだけどね。

『･･･あと、私一応5歳です』

「そ、そうなんですね」

しっかりしてるんですね。と、少し中島さんは笑った。

『ま、まあ･･･両親揃って忙しいですから』

そう云って微笑んだ時、ふと思った。そういえば、そうだったなぁって。そんなことを思ってしまう。