崩れた日常(過去編)(嫌がらせ描写あり) ページ6
ある日の学校の帰り道、れいと家に帰ってた時、れいが突然立ち止まった。
『如何したの?』
と、私は彼女に駆け寄る。そしたら、彼女が、私の方を見て、そして、私の腕に手を添えた。何をするんだろ?そう思った時、腕に、彼女が手を添えたところに、激痛が走る。
『ッ!』
思わず手を引っ込める。だけど、彼女が、何故か泣き始めてしまった。そして、たまたま近くにいたクラスメイトに、
「れいのこと泣かせないでよ!」
って、云われた。どうして、だろう。そう思っても、もう、わからなかった。
そして、ある日クラスメイトに
『おはよう』
と、声をかけても、居ない者のように扱われた。
そして、またあるとき私の自転車が見当たらなかった。それで、少ししょんぼりして帰っていると、れいを見つけた。
『あれ』
思わず声をかけようとした時、彼女の乗っている自転車を見て凍りついた。彼女が乗っていたのは、私の自転車だった。
『・・・えっ、』
私は思わず彼女に問いただした。だけど彼女は、
「違う、これ、れいのだもん」
って云って聞かなかった。その時から、私は少し嫌がらせをされるようになった。
教科書が無くなってたり。靴箱に上靴がなくて、バケツに突っ込まれてたり。
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作者名:朝宮藍良 | 作者ホームページ:http://yuuha0421
作成日時:2023年10月18日 19時