西行寺幽々子との出会い (ページ20)

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姫は何処にページ20

そのころ幽々子は・・・

幽「はぁはぁ・・・。」

ここは・・・どこかしら・・・・

妖夢は生きてるかしら・・・・

？「こんにちは、冥界の姫。」

幽「あなたは・・・・。」

？「私は結界を操るものです。あなたを殺しに来ました。」

幽「はい？」

？「あなたは人間に交わりすぎた。それ故霊が増えた。

あなたはもう必要ない。さようなら・・・」

幽「っ・・・・。」

ドカーン

貴「よくもやってくれたな。大工廻菖蒲(らくじゃくあやめ)。

人間はそんなにやわじゃない。」

菖「あなたがそのようなことをほざけるのも今のうちですよ。

消えてもらいます。さあ・・・

結界「人間滅亡」！！」

幽「きゃっ・・・！！」

貴「くそ・・・・。」

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あれからどれくらいの時間がたったのだろう・・・。

幽「ねえ、起きてよ、A！！」

それでも彼は起きない。

それどころか降り出した雨で冷たくなってきている。

もう・・・死んだのだ。

幽「不老不死なんでしょ？」

もうその能力は無効となった。

どうしようもなかった。

？「幽々子様！」

？「幽々子！」

幽「妖夢、紫！」

妖「え・・・。」

紫「あいつがやったのね・・・・。」

幽「また私のせいで死んだ・・・・また・・・苦しめた・・・。」

妖「・・・Aさん・・・。」

紫「敵を・・・・討つ？」

幽「いや・・・いやあああああああああ！！！！！！！！！！！」

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あんなやつ殺しちゃえばいいんだ・・・。

死ねばいい・・・・

私が殺してしまおう・・・・。

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そして、彼女は、復讐に燃えていた。

いずれ双方とも消えることを知らずに・・・。

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紫「ちゃんと葬ってやらないとかわいそうだわ。」

幽「ほとけには桜の花をたてまつれ我が後の世を人とぶらはば。

亡骸の上には桜の木を植えましょう。」

紫「ええ・・・。もう死ぬことのできない苦しむことのないよう、封印を

施しましょう。」

幽「・・・。」

妖「・・・。」