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#14 ページ15

「…本気で来んのか?」

『貴方は住む場所がない時にこんな嘘つけます?』

「無理だな」




今僕は、彼の仕事部屋にいる

書類仕事をしているのを見て手伝おうとしたが、

内容がアレなのと、僕まだ中学生だから全然意味わかんなくて断念した。

そして、チビが用意してくれたモカコーヒーを飲みながら体を温めている

何だか役立たずで悲しくなってきた

しかし仕事を邪魔してはいけないので変な行動をするわけにもいかない。


コーヒーを飲み終えてしまえば、もう暇だ。

勉強しようにも、道具があるわけでもないようだし

というか、僕を見つけたのはやつがれさんなんだから、

彼が僕を世話をしないといけないんじゃないのか。

僕を放っておいて仕事に行ったそうだが…

今度あったときは文句を言ってやろうと思う




『…どこ行くんですか?』

「処分しないといけない書類があんだよ。大人しく待っとけ」

『それって中也さんが持ってるそれ?』

「そうだが…だから何だってんだ」




処分するのなら言ってくれれば良いものを。

僕はポケットから石を出して炎の石にすると、それを飲み込んで

ブースターに変身した

チビには初めて見せたので驚かれたが、お構いなしに書類を奪い取ると空中へ投げた。

そのまま書類にめがけてひのこを一回。

するといとも簡単に書類を処分することができた




『ブイ!』(どうだ!)

「…すげぇ便利な異能だなテメェ……まぁありがとよ」

『ブイブイ!』(撫でてくれても良いんだぞい!)

「じゃ、あとこれも頼むわ」

『ブイ!?』(もうこき使う気満々じゃん!?)

「…その姿になると喋れねぇんだな」

『ブイブイ』(ポケモンですもん)




チビは考えるような仕草をすると、

良いことを思いついたと言わんばかりに僕を持ち上げた




「よし!このまま訓練場に行くぞ!」

『ブイー!?』(何でー!?)

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設定タグ:文豪ストレイドックス , 中原中也 , ポケモン   
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リムル=テンペスト - ユウさん» 御返し有難う御座います 中也やっぱ格好良いなぁ (3月29日 21時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リムル=テンペストさん» コメントありがとうございます!そうですよね、僕も言われてみたいです! (3月27日 21時) (レス) @page31 id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - 良い子だで耳が燃え尽きたんだけど⁉︎ (3月27日 1時) (レス) @page16 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
リムル=テンペスト - いいなぁ僕もこの世界行きたい 中也推し (3月25日 15時) (レス) id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 本の世界にいきたいさん» コメントありがとうございます!ブイズ達は完全に作者の好みにしてますが、更新頑張ります! (11月3日 15時) (レス) id: 0bfe5b1bfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2023年10月29日 23時

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