強くなった王女と復活したブタ ページ7
「エリザベス、お前は本当に強くなった。よくぞ、一人で〈七つの大罪〉を捜し出してくれた……。私は、お前をとても誇りに思う」
父君にそう告げられたエリーは、しかし、悲しそうに眉を下げて涙を流す
「でもっ…そのせいでユーリは連れ去られてホークちゃんは命を＿＿＿＿＿＿…っ…私の…大切な妹とお友達の一人なのに……」
「ホークは、お前のせいだなんて思っちゃいねぇさ。それに、ユーリだってきっと無事だ。必ず、またここに連れ戻すさ」
「でも……っ」
ユーリが無事なのは、何となく分かる。もしかしたら、"女神の力,,を授けられた魂を宿しているからなのかもしれない。けれど、自分の目で見るまでまだ分からない
「ホーク…勝手に店辞めたら許さねえぞ。お前の代わりに誰が残飯片付けんだよ……」
「今度の勝利と栄誉は全部師匠のもんだ。なぁ、団ちょ」
「ああ…戻ってこいよ……。そしたら、毎日の
失われた命はもう二度と戻ってこない。転生して、新たな命としてこの世に誕生するけれど、もうその人ではない。だから、ホークちゃんは…もう……
「その言葉、忘れんな」
以前の声より少し高い、ホークちゃんの声。その声が聞こえると同時にホークちゃんの体が崩れ始め、中から小さくなったホークちゃんが現れた
「ホーク…ちゃん？」
「お前…生きてるのか？」
「うん…そーみたい」
「師匠、最高♪嘘みてぇ〜〜〜♪」
「わーっ！！」
「ち…小さくなってる？」
空高く投げ飛ばされたホークちゃんは、グッと蹄を立ててサムズアップをする
「ったく、無茶する豚野郎だぜ」
呆れたように言うメリオダスをエリーが抱きしめると、彼の傷はあっという間に癒えた
「メリオダス様もです。もう…無茶ばかりするんだから」
互いを抱きしめ合うメリオダスとエリーはとても絵になる。エリーは兎も角、メリオダスは"黙っていれば,,とんでもない美少年なのだから当然と言えば当然なのだが
「エリー」
目の保養になる、と思いながら二人を見つめているとバイゼルで命を落としたはずの姫君の声をかけられエリーは後ろを振り返る
「ベロニカ…姉様？」
助かった第二王女とまだ終わらない戦い→←国王陛下が下す聖騎士たちの処罰
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pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» 返信ありがとうございます。また何かありましたらお教え頂けますと幸いです (2021年7月4日 20時) (
レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ありがとうございます！今読みました。これからも面白い小説頑張ってください！応援してます！ (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。今、消しましたのでご覧頂けると幸いです (2021年7月4日 19時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 国王陛下の帰還が同じセリフがあります (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストライアー | 作成日時：2021年7月3日 22時
