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時の女神と霊魂の天使 ページ15

「ねぇねぇ、メアリー嬢。ルーちゃんの新しい服って〈アレグレア商会〉って買ったんでしょ?」

「はい。…そういえば、アルテミス様のご夫君はアレン様でしたよね?」

「うん」

 〈アレグレア商会〉の創始者にして、当代会頭・アレンは、私の夫。私たちは、2500年くらい前…精霊女王(ルナーリア)夫妻と同じ時に結婚した。〈アレグレア商会〉を設立したのは、1500年くらい前のこと。しかし、精霊王家の血を引くと言っても私たちにはあまり資金がない。それ故、潤沢な資産を有するルーちゃんに資金援助してもらい、商会を立ち上げることができた

「すごいです……!多種多様な商品を次々と開発するんて……」

 私は、金色の瞳をキラキラと輝かせて熱弁するメアリー嬢に笑顔を向ける

「商品を開発してるのは開発部の子たちだよ。アレンと私は屋敷で書類を捌いてるの。たまに部署巡りをして従業員の子たちと意見交換したりしてるけど…あの子たちの情熱に負けちゃうね」

 寝る間も惜しんで色々考えている開発部の子たち。一度だけ"そんなに頑張ってもあんまりお給料上がらないよ?,,と告げると、ものすごい圧と熱量で"我々にとって開発は仕事であり趣味なのです!!,,と言われたのでそのままにしている。新しく入る子たちもいつの間にか元々いる従業員に感化されて商品開発にものすごい情熱を注いでいる。もちろん、そうではない子たちもいるので彼らには開発部のストッパーになってもらっている

「それより、聞きたいことがあるんだけど…いい?」

「はい……?」

 不思議そうに軽く首を傾げるマリーは、自分がこれから何を言われるかなんて何も分かっていない。だからこそ、分かった

「______君、誰?」

剥がれる面の皮→←女神の着替え



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pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» 返信ありがとうございます。また何かありましたらお教え頂けますと幸いです (2021年7月4日 20時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - ありがとうございます!今読みました。これからも面白い小説頑張ってください!応援してます! (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(りんご)(プロフ) - 瑠李さん» コメントありがとうございます。今、消しましたのでご覧頂けると幸いです (2021年7月4日 19時) (レス) id: cf9e4ba859 (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 国王陛下の帰還が同じセリフがあります (2021年7月4日 19時) (レス) id: 88c711d3e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アストライアー | 作成日時:2021年7月3日 22時

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