関わらないでよ…［BROTHERS CONFLICT］

ニジュウサンワ ページ25

貴方side

それから何時間…。

美｢あ、３人とも！食事会の時間よ！｣
春｢おぉぉぉ！！やっと！！｣
祐｢うわぁーっい！やっとだっ！！｣
美｢ふふっ待たせちゃったみたいね。Aちゃんも行きましょ？｣
春｢A？｣
貴｢あ、うん！！行く！！｣
祐｢お姉ちゃん大丈夫？｣
貴｢大丈夫だよー？ほらっ！行こ？｣
祐｢うんっっっ！！！｣

美｢あ、三人に言おうと思っていたんだけど…今回の食事会の席なんだけど数的に私たちの家族と食べることになったんだけど大丈夫かしら？｣

え、あの人たちと食べなきゃいけないんだ。
でも…今の私には春兄と祐がいるよね。うん。

春｢おい変な顔がもっと変になってるぞ？｣

貴｢う…うるさいー！！！！｣


そうこうしている間に部屋の前へついたみたいだ。
美和さんはいつの間にかいなくなってた。
また心を読んだのか←
祐が｢さっきの人なら先に行ったよ！｣と言っていた。

部屋のドアの前で三人並んでいる。
二人とも私を待っていてくれてる。
行かなくちゃ。頑張らなくちゃね。

ガチャ〜

今まで騒がしかったのかシーンと静まり返って私たちに視線を向ける兄弟達。
びっくりしてるのか。目を見開いてるように見える。

すると…

春｢うお！！肉！！！！｣
祐｢うわわ！！美味しそう！！｣


まったく…ほんと困る。

貴｢春兄。祐。肉はあるけど。美味しそうだけど。まず挨拶でしょ！！！！｣

春｢あ、どうも！よし肉！｣

祐｢今日はよろしくお願いします！食べ物ぉぉーー！！｣

待ってよ。あんたらさっきたくさん食べてたでしょ。
私なんか…春兄に貰ったいちごと春兄と祐に無理やり食べさせられたものしか食べてないっていうのに。

貴｢はぁぁ。朝日奈さん、美和さんお誘いありがとうございます。うるさくなるかもしれないですけど…。(((チラッ｣

春｢なぁ！A！！見てこの肉！！｣((きらきら
祐｢見て！このケーキ！！｣(((きらきら

…何このきらきら！！

もーっ。

貴｢そんなにここの料理がいいならずっとここにいなさいよー！もうご飯作ってあげないんだからっ！｣

春｢うわ！拗ねてる！！｣
貴｢拗ねてない！！｣
祐｢え、Aお姉ちゃん作ってくれないの？｣
貴｢んもーウソ！作るから今日は沢山ここで食べてね？｣
祐｢うんっ！！｣(((ﾀﾀﾀﾀﾀｯ

春｢おま。おい！俺と祐の差！！てか、話すんだろ兄弟と。行くぞ｣

貴｢えっ。ちょ…｣(((ｽﾞﾘｽﾞﾘ

貴｢離せばかぁぁ！！｣

春｢はい。おすわり。｣(((ｽﾄﾝ

ニジュウヨンワ→←ニジュウニワ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す